「Beside」と「besides」の違いは何ですか?

「Beside」は「〜の隣、そばに」と言う意味を持つ前置詞です。従って、後に続くのは名詞になります。「Besides」は、「〜に加えて、さらに」と言う意味を持つ前置詞または、連結動詞です。

① 「Beside」の例:

He put the pencil beside the eraser.

彼は鉛筆を消しゴムの隣に置いた。

② 「Besides」が前置詞である例:

Besides Wednesday, they’re available on Thursday.

水曜日に加えて、彼らは木曜日も空いている。

※否定文では、反対の「~以外で」の意味になります。

No one is going besides John.

John以外、誰も行かない。

③「Besides」が連結動詞である例:

That stock is expensive and, besides, it’s too risky.

その株は、(株価)が高過ぎる。さらにそれはリスクが高い。

※連結動詞として使用される場合、「besides」の前後にコンマを入れる必要があります。

難易度:7/10
関連リンク:前置詞の「besides」と「except」の違いは何ですか?

「By」と「until」の違いは何ですか?

「By」と「until」はそれぞれ日本語の「までに」と「まで」の意味を持つ前置詞です。「By」は、「finish」や「send」など一定時点に動作が終了する動詞の場合に使用されます。また、「until」は「stay」や「work」など一定時点まで動作が継続する動詞の場合に使用されます。

The letter needs to be sent by Tuesday.

手紙を火曜日までに送られる必要があります。

I’m going to work until 8 p.m. tonight.

私は今夜8時まで働きます。

難易度:5/10
関連リンク:「Till」と「until」の違いは?

「first」と「firstly」に違いはありますか?

「一番に」と要点の順番を示すために、「first」と「firstly」は同じように使用されます。また、「firstly」の方が「first」よりフォーマルです。しかし、「sixthly」など紹介する要点が多い場合、口説い印象を与えてしまうので、「-ly」なしで統一して紹介する方が良いでしょう。

First, the building will be demolished. ◯

Firstly, the building will be demolished.  ◯

Second, the bulldozers will even out the ground.  ◯

Secondly, the bulldozers will even out the ground.  ◯

Sixth, the windows will be installed.  ◯

Sixthly, the windows will be installed.  △

また、「at first」は「初めに、先ずは」と言う意味を持ちますが、上記二つの単語と同じようには使用できません。「at first」は、時間の経過により起こる対比に使用されます。

At first, he was upset but after he got a candy, he was happy.

初めは彼は落ち込んでいたが、キャンディーをもらったら機嫌が良くなった。

難易度:5/10
関連リンク:「In the end」と「at last」の違いは何ですか?

「Every day」と 「all day」の違いは何ですか?

「Every day」は「毎日」であり、「all day」は「一日中」となります。
※「All day」のことを「the whole day」とも言います。

I eat breakfast at 8 a.m. every day.

私は毎日午前8時に朝食を食べています。

I’m on my feet all day.

私は一日中立ちっぱなしである。

難易度:1/10
関連リンク:「Every day」と「everyday」の違いは何ですか?

関係代名詞の「that」と「which」の違いは何ですか?

両方とも関係代名詞ですが、「that」は制限節(文全体に影響を与える必要な情報を挿入する節)を紹介する時に使用され、「which」は非制限節(文全体に影響を与えることのない追加情報を挿入する節)を紹介する時に使用されます。

① 「That」を使用する制限節の場合、「that」の後に来る情報があるかないかで、文章の意味が変わってしまいます。

All shirts that have special price tags are on sale.

特別な値札が付いている全シャツはセールになっている。

All shirts that have special price tags are on sale.

全シャツはセールになっている。

「That」の後に来る「特別な値札が付いている」と言う情報があるかないかで、本文章が伝えたい意味が変わってしまいます。

② 「Which」を使用する非制限節の場合、「which」の後に来る情報は追加情報であり、あってもなくても、別に文章の意味は変わりません。

Apple, which is a global company, has stores in 20 countries.

グローバルな会社であるAppleは、20ヶ国に店を持つ。

Apple, which is a global brand, has stores in 20 countries.

Appleは、20ヶ国に店を持つ。

「Which」の後に来る「グローバルな会社である」と言う情報があってもなくても、別に本文章が伝えたい意味が変わりません。

※「Which」の非制限節の場合、「which」から始まる節の前後に「,」が必要となります。

難易度:6/10
関連リンク:関係代名詞の「that」と「who」の違いは?

「Because」と「since」の違いは?

「Because」は具体的な因果関係を表す為に使用されます。「Since」はカジュアルの場面で使用され、あることが論理的に次のことに繋がったが、直接の原因でない場合に使用されます。

The carpet got wet because Tom spilled a cup of water.

Tomが水が入ったコップをこぼした為、カーペットが濡れた。

Lisa bought a new PC since her current one is old.

今持っているパソコンが古い為、Lisaは新しいのを買った。

※上記の例の場合、Lisaはそのまま古いパソコンを使用続けたり、別の選択があった為、因果関係ではありません。

難易度:5/10
関連リンク:「Because」と「because of」の使用はどのように区別しますか?

「should」と「supposed to」の違いは何ですか?

両方とも一般的に「〜をしなければいけない」と言うような意味を持ちますが、「should」の場合、話し手が大切だと思っており、「するべき」と言うような提案であり、任意であるニュアンスが伝わります。「Supposed to」は、話し手に限らず、他の人も大切(必要)だと思っており、「するはず」だと言う義務であるニュアンスが伝わります。

John should do his homework.

Johnは宿題をするべきである

※話し手は、Johnが宿題をしなければいけないと思っているが、彼には別にそうする義務はない

John is supposed to do his homework.

Johnは宿題をするはずである

※話し手に限らず、他の人もJohnが宿題をしなければいけないと思っており、彼にはそうする義務がある

過去に振り返って、「するべきであった」または、「するはずだった」と言いたい場合は、以下のようになります。

John should have done his homework.

Johnは宿題をするべきであった。(しておけばよかった。)

John was supposed to do his homework.

Johnは宿題をするはずだった。(しなければいけなかった。)

難易度:3/10
関連リンク:「Want」と「 need」の違いは何ですか?

「Indian」は「アメリカ原住民」と「インド人」のどちらを指しますか?

「Indian」は、「ヨーロッパ人の前に北米大陸に住んでいた諸民族とその子孫」と「インドからのインド人」の両方を指します。アメリカ英語の場合、「Indian」だけですと、大抵「インドからのインド人」と解釈されます。従って、「北米大陸に住んでいた諸民族」を指す場合には、主に「Native American(ネイティブ・アメリカン)」と言います。また「American Indian(アメリカン・インディアン)」も使用されます。

難易度:3/10
関連リンク:「辛い(からい)」は、「hot」?それとも「spicy」?

「中学校」のことを「junior high school」、「高校」のことを「senior high school」と言いますか?

アメリカでは「中学校」は、「junior high school」または、「middle school」と言います。また、「高校」は「high school」になります。日本で「高校」のことを「senior high school」と表記されているのを見かけたことがありますが、アメリカでは使用されませんので、気を付けましょう。

難易度:3/10
関連リンク:「20代」と言いたい場合、何と言いますか?

前置詞の「besides」と「except」の違いは何ですか?

「Besides」は肯定の文で、「~の他に、~に追加で」の意味ですが、否定文では、「~以外で」反対の意味になります。「Except」は、肯定文・否定文ともに「~以外で」の意味です。

肯定の文章の場合:

Besides Tuesday, I’m also available on Wednesday.

火曜日の他に、私は水曜日も空いています。

I’m available everyday except Monday.

私は月曜日以外、毎日空いています。

否定の文章の場合:

「Besides」と「except」が「no」、「nothing」、「nobody」などの後に来る場合、両方とも「〜以外」と言う意味になります。

No one is going besides/except John.

John以外、誰も行かない。

There’s no color besides/except red.

以外の色はない。

難易度:5/10
関連リンク:「Too」と「either」の違いは?