「Any」の後に来る名詞は単数ですか、それとも複数ですか?

「Any」は一般的に「何でも、いくらでも」という意味を持ち、全ての数字を表すことができます。「Any」は主に疑問文、否定文、条件文にて複数の可算名詞と不可算名詞に使用されます。

複数の可算名詞と不可算名詞を使用した疑問文:

Do we have any customers in the store?

Do we have any paper in the printer?

複数の可算名詞と不可算名詞を使用した否定文:

We don’t have any chairs.

We don’t have any time.

複数の可算名詞と不可算名詞を使用した条件文:

If you need any blankets, let me know.

If you need any help, let me know.

上記の文章で使用されている可算名詞が単数の場合、主に「any」の代わりに「a/an」が以下のように使用されます。

Do we have a customer in the store?

We don’t have a chair.

If you need a blanket, let me know.

ですが、「any」は「どんな(種類/もの)でも、一つでも」と強調したい場合、「any」を単数の可算名詞と一緒に使用されます 。

Any doctor will tell you that smoking is bad for your health.

どんな医者でもタバコを吸うことは健康に悪いと言うでしょう。

Do you have any question?

一つでも質問はありますか?

*上記の疑問文の「question」を「questions」と複数にした場合、「何か質問はありますか?」と言うニュアンスになります。

難易度:6/10
関連リンク:「Anyone」と「anybody」の違いは?

「Can」と「could」の違いは何ですか?

① 「Can」は現在できること(能力などにより)を表す場合に使用されるのに対して、「could」は過去にできたこと(能力などにより)を表す場合に使用されます。

I can speak English.

私は、英語を話せます。

I could run the marathon in 4 hours a few years ago.

数年前、私はマラソンを4時間で完走できました。

② ある状況により起こること、または、することが可能であることを示す場合にも「can」が使用されます。また、起こる可能性が低い場合、「could」が使用されます。

I can buy a new computer with the money that I saved up.

私は貯めたお金で新しいコンピューターを買えます。

I could win the lottery.

私は宝くじが当たるかもしれません。

③ 「Can」は許可があって何かできること(現在の習慣)を示す場合にも使用されます。ですが、過去に許可があってできていたこと(過去の習慣)に対しては「could」が使用されます。

I can borrow my parent’s car on the weekends.

私は親の車を週末に借りることが出来ます。

Twenty years ago, employees could smoke in meeting rooms.

20年前、従業員は会議室でタバコを吸うことができました。

ですが、過去一回の出来事で許可があってできたと示したい場合は、「could」ではなく、主に「was allowed」を使用します。

I was allowed to borrow my parent’s car last weekend.

私は先週末、親の車を借りることができました。

 

上記①〜③以外に「could」は以下の3つの場面でも使用されます。

① 何かが起これば、あることが出来ると言う条件文の場合:

I could buy a new computer if I save enough money.

充分なお金を貯めることができれば、私は新しいコンピューターを買うことができます。

② 非現実的なことをわざと大げさに言う場合:

I’m so hungry that I could eat a horse.

私はお腹が空き過ぎて、馬でも食べられます。(イディオム)

③ ある選択肢を提案する場合:

We could go for a drink later.

後で一緒に飲みに行かない?(直訳:後で一緒に飲みに行けるけど。)

参考:Cambridge Dictionaries

難易度:6/10
関連リンク:助動詞として「can」と「may」の違いは?

「Each」と「respective」の違いは何ですか?

「Each」は「各」という意味を持ち、「respective」は「それぞれの〜」と言う意味を持ちます。「Each」の後には、単数の可算名詞が来ます。一方、「respective」の後には、複数の可算名詞(場合により、不可算名詞にも使用可)が来ます。「Respective」は、「それぞれの〜」の元となる複数形の主語に合わせて目的語と一緒によく使用されます。

Each team member is responsible for his role on the team.

各チームメンバーは、自分のチームでの役割を果たす責任がある。

Students will drive their own respective cars to the concert.

生徒たちは、それぞれの車でコンサートに行く。

難易度:5/10
関連リンク:「Former」と「latter」はどう言う意味を持ちますか?

複数の形容詞を名詞の前に置く場合、順番は決まっていますか?

名詞の前に複数の形容詞を置く場合、一般的に以下のような順番になります。

1. 意見       例)Good, bad, easy, difficult
2. 大きさ      例)Small, big, light, heavy
3. 物理的特徴    例)Soft, hard, smooth, rough
4. 形        例)Round, square, flat, straight
5. 年代       例)Young, old, ancient, modern
6. 色        例)Red, blue, white, black
7. 起源       例)Japanese, American, northern, southern
8. 素材       例)Plastic, wooden, metal, leather
9. 種類       例)General-purpose, gel-like, two-sided, V-shaped
10. 目的       例)Cleaning, cooking, work, pleasure

※コツや近道はありません。覚えるか、感覚を掴みましょう。

例)It’s an expensive, ancient, Japanese, wooden table.
       1   5   7   8
It’s a large, soft, round cushion.
   2 3  4
It’s a yellow, general-purpose, eating bowl
   6     9    10
※上記の形容詞 に「誰の」や「どれくらい」を含めたい場合、①所有形容詞(Tom’s, my, their, etc.)または、②数量形容詞(two, some, much, etc.)を前に置きます。

例)My three small, red, rubber, exercising balls.
  ① ②

参考:Cambridge dictionaries

難易度:7/10
関連リンク:「Elderly」と言う単語は形容詞、それとも名詞?

「Will」と「be動詞 + going to」の違いは何ですか?

①両方とも主に未来形として使用されますが、違いはその動作の判断を下すタイミングにあります。その場で瞬間的に判断を下して実行する場合、「will」が使用されますが、すでに決めてあることを実行すると示す場合(予定など)は、「be動詞 + going to」が使用されます。

I will call the ambulance.

私が救急車を呼びます。

I am going to go to Hawaii for vacation next week.

私は来週、ハワイに旅行に行きます。

②両方とも予測を表す時に使用されますが、違いはその予測の根拠の有無にあります。現在の状況に基づき未来の予測をする場合は、「be動詞 + going to」を使用しますが、根拠なく主観により未来の予測をする場合は、「will」が使用されます。

There are many people in line, so we are going to have to wait.

たくさんの人が並んでいる為、私たちは待たなければいけない。

I just have a feeling that the store will be crowded.(根拠なし)

(私は)何となく、店が混んでいる予感がする。

上記二つの「will」対「be動詞 + going to」以外に「will」は以下の3つの場面で使用されます。

①未来に確実に起こる事または、話し手が起こると信じている事。

The sun will rise tomorrow.

太陽は明日も昇ります。

②自分から進んで何かをすると示す場合。

I will wash the car tomorrow.

私は明日、車を洗います。

③約束を示す場合。

I will give you a call tonight.

(私は)今夜あなたに電話をします。

難易度:6/10
関連リンク:「Gonna」と言う単語はどう言う意味ですか?

「A couple of」は「二つの」または、「幾つかの、何個かの」と言う人に分かれるようですが、どちらが正しいのでしょうか?

ネイティヴの中でも解釈が分かれます。また、辞書によっても定義が異なります。Merriam-Websterでは、「二つのまたは、幾つかの」となっていますが、Oxford Dictionariesでは「不定の少数(カジュアルな言い方)」と書かれています。従って、誤解を避ける為に、「二つの」と言いたい場合は、「two」を使用した方が良いでしょう。また、「幾つかの、何個かの」と言いたい場合には、「a few」を使用した方が良いでしょう。

I went to the dentist two days ago.

私は、二日前には歯医者に行きました。

The plane is going to be delayed by a few hours.

飛行機は、何時間か遅れるようだ。

参考:Merriam-Webster Dictionary / Oxford Dictionaries

難易度:4/10
関連リンク:「A lot of 」と「lots of」の違いは何ですか?

「Aah」と「ahh」の違いは、何ですか?

「Aah」は 「痛ぇ!」、「助けて!」という悲鳴(間投詞/感嘆詞)ですが、「ahh」は、 「う〜ん、なるほど」という意味になります。

Aah! The dog bit me!(痛ぇ!犬に噛まれた!)

Ahh, that’s a good idea.(なるほど、それは良いアイディアだね。)

 

他の主な間投詞/感嘆詞のリストは以下になります。

 

argh = くそっ、ちぇ Argh, I messed up.(くそっ、しくじった。)

aww = あ〜(愛情を示す) Aww, that’s so cute.(あ〜、なんて可愛いの。)

あ〜(同情を示す)Aww, that’s too bad. (あ〜、残念だね。)

aw = えっ、マジ Aw, no way!(マジ?!ありえない!)

bah = どうでもいいよ Bah, it’s not a big deal.(どうでもいいよ、そんな大したことじゃない。)

boo = ブー(ブーイング) Boo, get off the stage!(ブー、ステージから降りろ!)

boo = わっ Boo! Got you! (わっ!ビビらしたぜ!)

Eww = 気持ち悪っ Eww, it’s rotten! (気持ち悪っ、これ腐ってる!)

Gee = ふ〜ん Gee, is that so? (ふ〜ん、そうなの?)

Hmm = う〜ん Hmm, let me think about that. (う〜ん、ちょっと考えさせて。)

Haha = ヒヒ、ハハ Haha, that’s funny. (ハハ、それは、面白いね。)

Huh = え?何? Huh, are you serious? (え?マジ?)

Meh = あっそ、まぁ、いいっか Meh, it’s not important. (あっそ、重要じゃないし。)

Mmm = う〜ん(美味しい時の反応) Mmm, this coffee is delicious.(う〜ん、このコーヒー美味しいね。)

Nah = いいや、いいよ Nah, don’t worry about it. (いいよ、気にしないで。)

Oh = あっ、そっか Oh, you’re right. (あっ、そっか、君が言う通りだ。)

Ooh = マジ、すげえ Ooh, did you see that?! (すげえ、今の見た?!)

Oops = あっ Oops, I dropped it. (あっ、落としちゃった。)

Ouch = 痛っ Ouch, I hit my elbow. (痛っ、肘をぶつけちゃった。)

Ow = 痛っ Ow, a bee stung me. (痛っ、蜂に刺された。)

Pew = 臭っ Pew, the socks stink! (臭っ、靴下臭い!)

Phew = ふ〜(安心した時につくため息) Phew, that was a close one. (ふ〜、あれは危なかった。)

Psst = 静かにして(ちょっと聞いて(内緒話の場合)) Psst. Come here.(静かにしてこっち来て。)

Sheesh = マジかよ Sheesh, he’s bragging again. (マジかよ、あいつまた自慢してるよ)

Shh = 静かに Shh, the show is about to start. (静かに。ショーが始まるよ。)

Shoo = あっち行って Shoo! Get out of here! (あっち行って!ここから出て行って!)

uh-oh = ヤベェ、やっちゃったかも Uh-oh, I forgot to bring it. (ヤベェ、持ってくるの忘れちゃった。)

uhh = え〜と Uhh, let me think about it. (え〜と、ちょっと考えさせて。)

wee = わ〜い Wee! This is fun! (わ〜い!これ面白いね!)

whoa = ちょっと待って Whoa, calm down! (ちょっと待って、落ち着いて!)

wow = すごっ Wow, that’s great! (すごっ、それ良いじゃん!)

yay = やった Yay! We won! (やった!俺たちの勝ちだぜ!)

yeah = うん、はい Yeah, let’s do that. (うん、そうしよう。)

yikes = うわっ、マジ Yikes! That’s expensive! (うわっ!高っ!)

yuck = キモっ、おえ Yuck! What is it? (キモっ、それ何?)

海外の食品のパッケージで見かける「light」と「lite」の違いは何ですか?

この場合、両方とも「(カロリー、糖分、脂肪)が低い」と言う意味で使用されてます。「Light」の形容詞は、他に「軽い」、「薄い」、「明るい」と言う意味もありますが、「lite」はこれらの意味の形容詞として使用することはできません。公共の場で「lite」を見かけるのは、このように食品のパッケージくらいです。

The sales of lite beer increased last year. ◯

The sales of light beer increased last year. ◯

He has blue eyes and light brown hair. ◯

He has blue eyes and lite brown hair. X

難易度:4/10
関連リンク:「Through」と「thru」に違いはありますか?

「Fun」と「 funny」の違いは何ですか?

両方とも「面白い」と言う意味を持つ形容詞ですが、「面白い」のニュアンスに違いがあります。「Fun」は一般的な「楽しい」と言う意味であり、「funny」は「おかしい」、「笑わせる」と言う意味を持ちます。

Sam is a fun classmate.

Samは一緒にいて楽しいクラスメイトである。

Sam is a funny classmate.

Samは笑わせてくれるクラスメイトである。

また、「私は楽しい時間を過ごした」と言いたい場合は、以下になります。

I had a fun time. ◯

I had a funny time. X

難易度:6/10
関連リンク:「辛い(からい)」は「hot」?それとも「spicy」?