「each other」と「one another」の違いは何ですか?

両方とも「お互いに」と言う意味を持ちますが、「each other」は「二人の間」の場合に使用されます。また、「one another」は「三人以上の間」の場合に使用されます。

Mike and Jill helped each other.

MikeとJillは、お互いに助け合った。

Mike, Jill and Sam helped one another.

Mike、Jill、Samは、お互いに助け合った。

難易度:4/10
関連リンク:「Between」と「among」の違いは?

「maybe」と「may be」の違いは何ですか?

①「Maybe」と一つの単語である場合は、「もしかしたら、たぶん」と言う意味を持つ副詞になります。

Maybe I’ll go to the store to buy some groceries later.

たぶん、私は食料品を買うために後で店に行きます。

②「May be」は、助動詞の「may」とbe動詞の原形「be」から成り、「〜かもしれない」と言う意味になります。

He may be confused.

彼は混乱しているかもしれない

上記の文の場合、「may be」の代わりに「maybe」を使用することはできません。動詞が無くなってしまうからです。

He maybe confused. X

「He」= 主語、「maybe」 = 副詞、「confused」 = 形容詞
※ Maybe he is confused なら可。

「Maybe」と「may be」のどちらを使っても、同じ意味を持つ文を作成することもできます。

Maybe he’s going to the party.

直訳:もしかしたら、彼はパーティーに行く。

He may be going to the party.

直訳:彼はパーティーに行くかもしれない

難易度:6/10
関連リンク:「Awhile」と「a while」の違いは?

「recall」と「remind」の違いは何ですか?

「Recall」は「思い出す」と言う意味を持ち、「remind」は「思い出させる」と言う意味を持ちます。「思い出す」側と「思い出させる」側で、以下のように同じことを別の視点から表現することが出来ます。また、「remind」は「remind + 人 + of + 物/事/人」の形で、「人に、物/事/人を思い出させる」の形で使わられることが多いです。

I recalled the actor’s name when I saw his commercial.

私は(彼の)コマーシャルを見た時、俳優の名前を思い出した

The commercial reminded me of the actor’s name.

コマーシャルは俳優の名前を(私に)思い出させた

難易度:6/10
関連リンク:「Borrow」と「lend」の違いは?

「仲が良い」と英語で何と言いますか?

日常会話では、「get along」と言うことが多いです。

Mike and Sam get along.

MikeとSamは仲が良い

他に次のような言い方があります。

「We are friends」= 「私たちは友達である」
「They have a good relationship」 = 「彼らは良い関係を持っている」

※「We are friendly」ですと、「friendly」は「親しみやすい、人懐っこい」という意味を持つ形容詞なので、「私たちは、(他人に対して)親しみやすい」となってしまいます。

難易度:3/10
関連リンク:「Friend’s」と「friends’」の違いは何?

「Not necessary」と「not necessarily」の違いは何ですか?

「Not necessary」は「必要ない」と言う意味ですが、「not necessarily」は「必ずしも〜と限らない、〜という訳でない」という意味になります。「Not necessary」は形容詞の「necessary(必要な)」の否定形です。一方、「not necessarily」は副詞の「necessarily(必然的な)」の否定形なので、文中で置く場所も異なります。

A calculator is not necessary to solve this math problem.

この数学の問題を解くのに計算機は必要でない
※「not necessary」は形容詞の役割を果たしています。

The highway is not necessarily crowded during the holidays.

休みの間、高速道路は混んでいるとは限らない
※「not necessarily」は、「crowded」にかかる副詞の役割を果たしています。

難易度:6/10
関連リンク:「Not just」と「just not」の違いは?

関係代名詞である「that」と「who」の使用方法に違いはありますか?

一般的に「who」は人に対して説明を加える時に使用され、「that」は物などに対して説明を加える時に使用します。

少し専門的になりますが、AP Style(アメリカで採用されている記事を書く際の基準)では物や名前のない動物を説明する時には、「that」を使用します。人や名前のある動物の場合は、「who」を使用します。

① 物や名前のない動物の場合は、「that」を使用します。

A book that everyone reads.

みんなが読む本。

② 人や名前のある動物の場合は、「who」を使用します。

The man who bought the painting.

絵画を買った男性。

参考: AP Stylebook

難易度:6/10
関連リンク:関係代名詞の「that」と「which」の違いは?

「will」と「would」の違いは何ですか?

「Will」と「would」は両方とも助動詞ですが、使用に違いがあります。

「Will」は主に以下のように使用されます。

① 確実に将来に起こる行動/出来事

I will be 25 years-old in 5 years.

私はあと5年で25歳になります。

② 瞬発的な判断

I will call the ambulance.

私は救急車を呼びます。

③ 約束

I will see him tomorrow at 10 a.m.

私は明日午前10時、彼に会う。

「Would」は主に以下のように使用されます。

① 招待

Would you like to come to my birthday party?

私の誕生日パーティーに来ますか?

② 依頼

Would you send this letter by today?

今日中にこの手紙を送って貰えますか?

③ 許可をもらう時

Would I be able to take tomorrow off?

明日、休暇を貰ってもいいですか?

④ 好みを示す場合

I would prefer to eat alone.

私は一人で食べるのが好きです。

⑤ 予定を調整する時

Would 6 p.m. work for you?

午後6時でも大丈夫ですか?

※「Will」と「would」は両方とも条件文(If節)に使用されます。

参考:Differencebetween.net

難易度:5/10
関連リンク:「Will」と「be動詞 + going to」の違いは?

「Must」と「have to」の違いは何ですか?

両方とも日本語に訳すと「〜をしなければいけない」と言う意味になりますが、義務感・責任感がどこからくるのか(自主的なのか、外部からの期待によるものなのか)によって使い分けます。

① 「Must」は、話し手自身が必要性・義務を感じている時に使います。つまり、話し手の意見や考えが反映されます。

I must use this coupon before it expires.

私はこのクーポン(の有効期限)が切れる前に使わなければいけない

(話し手である「私」自身がこのクーポンを使わなければ損をすると考えている。)

You must come visit us more often.

あなたはもっと頻繁に私たちに会いに来なければなりません

(話し手が、「あなた」に対して「もっと会いに来なければならない」と自身の意見を言っている。

② 「Have to」は、話し手が他の人・事の影響により必要性・義務があると感じている時に使われます。つまり、他の人の意見、別の物事に影響されていることを意味します。

I have to clean my room.

わたしは部屋の掃除をしなければならない

(話し手である「私」は部屋の掃除をする必要はないと思っているが、親にするよう言われている。)

You have to pass tomorrow’s exam to graduate.

あなたが卒業するには、明日の試験に合格しなければいけません

(話し手が、「あなた」に対して、卒業するための条件として「試験に合格すること」が必要であると、学校の規則(外部の影響)の視点から話しています。

難易度:6/10
関連リンク:「Should」と「supposed to」の違いは何ですか?

「The reason is because」という言い方は正しいですか?

重複している為、正しくありません。

日本語に訳しても、「reason」は「理由」、「because」は「何故なら」になる為、「理由は何故なら」と重複した言い方になっていることが分かります。文章で書くときは、「the reason is」または、「because」どちらかをそのまま使用しましょう。

Oil floats on the surface of the water. The reason is oil is lighter than water.

Oil floats on the surface of the water because oil is lighter than water.

難易度:4/10
関連リンク:「Because」と「because of」の違いは?

「the number of people who eat」と「the number of people who eats」、どっちが正しいですか?

文章の主語は「the number」(単数扱い)ですが、「who」から始まる関係詞の文の主語は直前の名詞「people」です。「People」は、複数形の名詞である為、三人称複数の「s」をつけない「eat」が正解です。
※三人称複数の現現在形の「s」・・・文の主語が三人称(Iとyou以外)単数で、現在について話している場合、動詞の語尾に「s」をつけると言うルール。

The number of people who eat meat is decreasing.

また、文の主語「the number」が単数のため、対応する文中二つ目の動詞は「is」となります。

関係詞を取り除くと分かりやすくなります。

The number of people (who eat meat) is decreasing.

難易度:6/10
関連リンク:「50% of the people is」?それとも「50% of the people are」?