「Want」と「need」の違いは何ですか?

「Want」は「~が欲しい」、「need」は「~が必要」の意味で、多くの場合、どちらを使用しても意味が通ります。一般的に、必要性の度合いによって使い分けます。「want」<「need」

I want a car.

私は車が欲しい
(なくても困らないが、あったらうれしい→必要性が低い)

I need a car.

私は車が必要である。
(ないと困る。→必要性が高い)

また、後ろに「to + 動詞の原形」が続く場合、「want to」は、「~をしたい」、「need to」は、「~をしなければならない」の意味になります。

I want to go to the mall.

私はモールに行きたい

I need to go to the hospital.

私は病院に行かなければいけない

難易度:3/10
関連リンク:「Must」と「have to」の違いは?

「not just」と「just not」の違いは何ですか?

「not just」は「それだけでない」と言う意味で、「just not」は「そうでない」と言う意味です。語順が違うだけで、意味が変わってしまう為、気を付けましょう。

James is not just a trusted accountant, he’s a great friend.

Jamesは信頼できる税理士であるだけでなく、良い友人である。

James is a trusted accountant, he’s just not a great friend.

Jamesは信頼できる税理士である、ただ良い友人でない

難易度:6/10
関連リンク:「To not be」と「not to be」の「not」の位置はどっちが正しい?

タイトル(題名)や見出しなどで何(どの単語)が大文字になりますか?

AP Style(アメリカで採用されている記事を書く際の基準)では、一番最初の単語と固有名詞の頭文字が大文字になります。

記事の見出しの例:Leaders of Russia and India met in New Delhi to discuss free trade

Leaders = 一般名詞ですが、見出しの一番最初の単語である為、大文字

of = 前置詞である為、小文字

Russia = 地名(固有名詞)である為、大文字

and = 接続詞である為、小文字

India = 地名(固有名詞)である為、大文字

met = 動詞である為、小文字

in = 前置詞である為、小文字

New Delhi = 地名(固有名詞)である為、大文字

to = 不変化詞ある為、小文字

discuss = 動詞である為、小文字

free trade = 一般名詞である為、小文字

参考:AP Stylebook

難易度:4/10
関連リンク:「Earth」と「earth」の違いは?

「久しぶり」とは何といいますか?

「久しぶり」の挨拶には、以下の2つがよく使われます。

① Long time no see.

② It’s been a while.

また、「久しぶりに◯◯をした」と言いたい場合、「◯◯した」という文の最後に「for the first time in a while」という表現を入れます。

I went fishing for the first time in a while.

私は久しぶりに釣りに行った。

また、「◯◯年ぶりに」と言いたい場合には、「for the first time in ◯◯ years」と言います。

I swam in a pool for the first time in 10 years.

10年ぶりにプールで泳いだ。

難易度:4/10
関連リンク:「Awhile」と「a while」の違いは?

「A little」と「a few」の違いは何ですか?

両方とも日本語に訳すと「少し、幾つか」と言う意味を持っていますが、使い方に違いがあります。「A little」は単数の不可算名詞に使用されますが、「a few」は複数の可算名詞に使用されます。

I drank a little coffee before the test.

私は試験の前に少しコーヒーを飲みました。

I ate a few slices of bread for breakfast.

私は朝食に何枚(幾つ)かのパンを食べました。

難易度:3/10
関連リンク:「A few」と「few」の違いは?

「team」と言う名詞の場合、動詞は単数扱いになりますか?

「team(チーム)」のように集合名詞である場合、一つの集団として行動を行うのか、またはその集団のメンバーが別々に違う行動を行うのかによって、動詞の扱いは変わります。もし「team」一丸として行動を行う場合は、単数扱いになります。

My hometown soccer team competes in the top league this season.

私の実家のサッカーチームは、今季トップリーグで闘う。

もし「team」のメンバーが別々に違う行動を行う場合は、複数扱いになります。

The soccer team are traveling in separate buses.

サッカーチームは、別々のバスで移動している。

※上記の場合、「team」が「member(メンバー)」で構成されていると言うことを覚えておくと良いでしょう。

The team (members) are traveling in separate buses.

チーム名(固有名詞)の場合は、動詞は三人称複数になります。

Los Angeles Lakers are playing tonight.

Los Angeles Lakersは、今夜プレイする。

主に使用される集合名詞:

Couple(カップル)
Army(軍隊)
Family(家族)
Herd/Pack(群れ)

参考:AP Stylebook

難易度:4/10
関連リンク:「Elderly」と言う単語は形容詞ですか、それとも名詞?

「between」と「among」の違いは何ですか?

両方とも「〜の間」と言う意味を持ちますが、「between」は「二人の間」の場合、使用されます。また、「among」は「三人以上の間」の場合、使用されます。

Mike and Jill talked between themselves.

MikeとJillは、二人の間で話し合った。

Mike, Jill and Sam talked among themselves.

Mike、Jill、Samは、三人の間で話し合った。

参考:AP Style

難易度:4/10
関連リンク:「Among」と「amongst」の違いは何ですか?

「may」と「might」の違いは何ですか?

may」と「might」は、ほとんど同じように使用され、言い換え可能です。文脈によりどちらかがより好まれることもありますが、間違いになることはありません。二つの単語の主な使用は以下の通りになります。

① 現在(近い未来)の可能性のことを表す場合に使用されます。

It may rain in the afternoon today.

It might rain in the afternoon today.

今日の午後に雨が降るかもしれない。

※ある文法の本によると、(何かが起こる/起こらないの)可能性がどちらかというと低い場合は「might」で、高い場合は「may」とあります。

② 過去の可能性のことを表す場合に「have」と一緒に使用されます。

I may have been drunk when I said that.

I might have been drunk when I said that.

それを言った時、私は酔っていたかもしれない。

③ 過去に起こりえたけど、実際に起こらなかったもの(出来事)を表す場合に関しては、「might have」の方が一般的に使用されます。偶に「may have」が使用される場合もあります。

If he had studied last night, his grades might have been better. ◯

If he had studied last night, his grades may have been better. △

もし彼が昨夜勉強をしていたら、彼の成績はもっと良かっただろう。

④ 丁寧に提案するときに使用されます。

You may want to try a different store.

You might want to try a different store.

(あなたは)別の店を当たって見た方が良いかも知れません。

⑤ 丁寧に許可を得る質問をするときに使用されますが、一般的に「may」が使用されます。「may」で既に丁寧であり、「might」はさらに丁寧である為、多くの場面では必要以上に丁寧になる可能性があります。

May I be excused? ◯

Might I be excused? △

席を外しても宜しいでしょうか?

参考:Merriam-Webster Dictionary

難易度:7/10
関連リンク:「Can」と「could」の違い

何か頼む時に「can」または、「may」を初めに付けますが、二つの単語の違いは何ですか?

どちらでもほとんど同じ使い方ですが、「may」の方がより丁寧な表現になります。

Can I borrow the scissors?

「貸してもらってもいいですか?」と、言うようなニュアンスになります。

May I borrow the scissors?

「お借りしても宜しいでしょうか?」と、言うようなニュアンスになります。

参考:Oxford Dictionaries

難易度:4/10
関連リンク:「May」と「might」の違いは?