「’d」は①仮定法の「would」、②過去完了形の「had」、③過去完了進行形の「had」のいずれかの省略です。文脈で識別することができますが、文の構造で識別することも可能です。
①「’d」の後に動詞の原形が来る場合は、仮定法「would」の省略になります。
If possible, I’d like to make a reservation for tomorrow.(’d = would)
可能であれば、明日の予約を入れたいのですが。
②「’d」の後に過去分詞が来る場合は、過去完了形の「had」の省略になります。
He’d lived in Osaka before he moved to Tokyo.(’d = had)
彼は東京に引っ越す前は、大阪に住んでいた。
③「’d」の後に「been(be動詞の過去分詞)」が来る場合は、過去完了進行形の「had」の省略になります。
They’d been playing just before the teacher came into the classroom.(’d = had)
彼らは、先生が教室に入って来る直前まで遊んでいた。
難易度: 5/10
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