「もっと簡単に」といいたい場合、「more easily」と「much easily」、どちらが正しいですか?

「more easily」が正しいです。「-ly」で終わる副詞を比較級にする場合、「much」ではなく、「more」を使用します。

Stars can be seen much easily at night. X

Stars can be seen more easily at night. ◯

夜の方が、もっと星は見やすい(簡単に見える)。

また、最上級には「most」が使用されます。

Orion is one of the most easily recognized constellations.

オリオン座は、最も簡単に認識される星座の1つである。

難易度:6/10
関連リンク:比較級の形容詞に、「はるかに、よりずっと」と追加したい場合、「more」と「much」どちらを使用しますか?

「a pretty, smart friend」と「a pretty smart friend」に違いはありますか?

「pretty」と「smart」の間に「,(コンマ)」があるのとないのとでは、意味が変わってしまいます。

①「a pretty, smart friend」のように「,(コンマ)」がある場合:

形容詞「pretty(可愛い)」と「smart(頭が良い)」が共に名詞「friend」を修飾して、「可愛くて頭が良い友達」という意味になります。
※「a pretty and smart friend」のように「,(コンマ)」を「and」と入れ替えることもできます

②「a pretty smart friend」のように「,(コンマ)」がない場合:

「pretty」は「結構、かなり」という意味を持つ副詞の役割になり、形容詞「smart(頭が良い)」を修飾して「結構頭が良い友達」という意味になります。

難易度:6/10
関連リンク:「I really don’t like him」と「I don’t really like him」の違いは何ですか?

「ドタキャン」といいたい場合、どのようにいえば良いでしょうか?

一般的に「last-minute cancellation」といいます。

「last-minute」は、「(時間的に)直前の、ギリギリの」という意味になります

※複合形容詞の為、「-(ハイフン)」が必要です

We were able to get a table at a popular restaurant for tomorrow night because there was a last-minute cancellation.

ドタキャンがあった為 、人気のレストランで、明日の夜の予約を取ることができた。

尚、「Aさんは、ドタキャンした」といいたい場合は、一般的に以下のように表します。

「Aさん(主語)+ canceledat the last minute
※上記の場合、「at the last minute」は副詞句である為、「-(ハイフン)」は必要ありません

Tom canceled at the last minute.

Tomは、ドタキャンした。

「Aさん(主語)+ canceled予定(目的語)at the last minute

Tom canceled the meeting at the last minute because he wasn’t feeling good.

Tomは気分が良くなかった為、会議をドタキャンした。

(参考)

「ドタキャンして、すいません」といいたい場合は、

「I’m sorry for the last-minute cancellation」あるいは

「I’m sorry for canceling at the last minute」といいます。

難易度:6/10
関連リンク:時間を表す「8:07」はどのように読めばよいですか?

「from now」と「from now on」に違いはありますか?

両方とも「これから」という意味を持ちますが、指し示す未来の開始時と期間に違いがあります。

①「from now」は「今から」と、より近くて短い期間を指します。

I will study from now.

私は、これから(今から)勉強をする。

I just finished my house chores, so I will study from now.

私は、家事を終えたばかりなので、これから勉強をします。

②「from now on」は「今後、これからずっと」と、少し先で長い期間を指します。

I will study from now on.

私は、これから(今後)勉強をする。

I didn’t get into the school of my first choice, so I will study (harder) from now on.

私は、第一志望の学校に入学できなかったので、これから(もっと)勉強します。

難易度:6/10
関連リンク:「Thus far」と「so far」に違いはありますか?

「go home」と「come home」に違いはありますか?

両方とも、日本語だと「家に帰える」と訳すことができます。但し、「go home」は「家に向かって出発する」という意味になり、「come home」は「家に到着する」という意味になります。

Dave goes home at 8 p.m., so he comes home at 9 p.m.

昨夜、Daveは8時に家に向かって出発するので、9時に家に着く。

「comes home」の代わりに「gets home」ということもできます。

Dave goes home at 8 p.m., so he gets home at 9 p.m.

難易度:5/10
関連リンク:レストランなどでよく耳にする「goes with」と「comes with」の違いは何ですか?

「〇〇年間で〇〇回」といいたい場合、どのようにいえばよいでしょうか?

一般的に以下のように表します。

基数(回)time(s) + in + 基数(年)year(s)

They have been to Los Angeles three times in five years.

彼らは、5年間で3回ロサンゼルスに行った。

「直近」であることを示したい場合は、「in the past」を使用します。

They have been to Los Angeles three times in the past five years.

彼らは、直近5年間で3回ロサンゼルスに行った。

難易度:5/10
関連リンク:「週一回」と何て言いますか?

「〜をするところだった」といいたい場合、どのようにいえば良いでしょうか?

一般的に以下のように表します。

主語be動詞の過去形 + about to + 動詞の原形

Mike was about to go home.

Mikeは家に帰るところだった。

※「just」を「about」の前に入れて、「ちょうど」と強調することもできます

また、「〜をするところである」といいたい場合は、以下のように「be動詞」が現在形になります。

主語be動詞の現在形 + about to + 動詞の原形

They are about to go into a meeting.

彼らは会議に入るところである。

難易度:5/10
関連リンク:「〜したい」といいたい場合、どのようにいえばよいですか?

「(私の)隣の人、隣にいる人」といいたい場合、どのようにいえばよいでしょうか?

一般的に「person (who is) next to me」といいます。
※「who is」は通常省略されます

The person next to me on the train is reading a newspaper.

電車で、私の隣にいる人は新聞を読んでいる。

また、「(私の)隣に立っている人」といいたい場合は、

「person (who is) standing next to me」といいます。

The person standing next to me in line is talking on the phone.

列で、私の隣に立っている人は電話をしている。

尚、「(私の)隣に座っている人」といいたい場合は、

「person (who is) sitting next to me」といいます。

The person sitting next to me at the seminar is sleeping.

セミナーで私の隣に座っている人は寝ている。

難易度:5/10
関連リンク:「(自分の)前にいる人」といいたい場合、どのようにいえば良いでしょうか?

文を「However」で始める場合、「,(コンマ)」は必要ですか?

「,(コンマ)」の有無により、同単語の意味が変わります。

「However」の後に「,(コンマ)」がない場合:

「どんなに~でも」という意味を持ち、続く節を修飾します。

However hard he studies, he can’t pass the exam.

彼はどんなに一生懸命に勉強しても、試験に合格できない。

「However」の後に「,(コンマ)」がある場合:

「それにもかかわらず、しかしながら」という意味を持ち、前の文と「however」で始まる文を接続します。

He didn’t attend the first meeting. However, he will attend the second one.

彼は1回目の会議に参加しなかったにも関わらず、2回目の会議に参加する予定である。

難易度:8/10
関連リンク:文中に「but」を使用する場合、「but」の前に「,(コンマ)」は必要ですか?

「AさんとBさんは、〇〇歳違う(離れている)」といいたい場合、どのようにいえばよいでしょうか?

一般的に以下のように表します。

Aさん + and + Bさん + are + 歳の差(基数)+ years apart」

The brother right above me and I are 3 years apart.

私と私のすぐ上の兄は3歳離れている。

難易度:4/10
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