「in depth」と「in-depth」の違いは何ですか?

文での役割が異なります。「in depth」は副詞として使用され、「in-depth」は形容詞として使用されます。

①「in depth」は、前置詞in」と名詞depth」で構成されていて、「徹底的に」という意味の副詞句となります。

We discussed the problem in depth.

私たちは、その問題について徹底的に話し合った。

②「in-depth」の様に「in」と「depth」の間に「-(ハイフン)」が入る場合は、「徹底的な」という意味の複合形容詞となります。

We had an in-depth discussion about the problem.

私たちは、その問題について徹底的な話し合いを行った。

難易度:7/10
関連リンク:「(人が)直接会う」という意味で使用される表現は、「in person」と「in-person」のどちらが正しいですか?

「(人が)直接会う」という意味で使用される表現は、「in person」と「in-person」のどちらが正しいですか?

どちらも正しいですが、品詞が異なります。

①「in person」は、前置詞in」と名詞person」で構成される副詞句となります。

We conduct job interviews in person.

私たちは、採用面接を直接会って行う。

②「in-person」の様に「in」と「person」の間に「-(ハイフン)」が入る場合は、形容詞となります。

We conduct an in-person interview when hiring.

私たちは、採用時に対面の面接を行う。

難易度:6/10
関連リンク:「長い期間」を表したい場合、「long term」と「long-term」、どちらが正しいですか?

「勤務日に取る休暇」という意味を持つ「day off」ですが、複数形にする場合、「days off」と「day offs」のどちらが正しいですか?

「day」を複数形にする「days off」が正しいです。

I will take two days off next month. ◯

I will take two day offs next month. X

私は来月、2日間の休暇を取る予定である。

また、「two days off」の代わりに名詞句「a two-day vacation」を使用する事も可能です。

I will take a two-day vacation next month.

難易度:6/10
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「short run」と「short-run」に違いはありますか?

以下のように文での役割が異なります。

①「short run」( 「-(ハイフン)」無し)の場合:

形容詞「short」が名詞「run」を修飾して、「短期、短い期間」という意味を持つ名詞句になります。

The company will reap benefits from this investment in the short run.

その会社はこの投資から短期で利益を得るだろう。

②「short-run」(「-(ハイフン)」有り)の場合:

「短期的な、短期の〜」という意味を持つ複合形容詞(複数語からなる形容詞)になります。従って、名詞を修飾する場合に使用されます。

The new CEO is more focused on short-run profitability.

その新しいCEOは短期的な収益性をより重視している。

難易度:6/10
関連リンク:「長い期間」を表したい場合、「long term」と「long-term」、どちらが正しいですか?

「long run」と「long-run」に違いはありますか?

以下のように文での役割が異なります。

long run」( (ハイフン)」無し)の場合:

形容詞「long」が名詞「run」を修飾して、「長期、長い期間 」という意味を持つ名詞句になります。

The company will reap benefits from this investment in the long run.

その会社はこの投資から長期で利益を得るだろう。

long-run」(「(ハイフン)」有り)の場合:

「長期的な、長期の〜」という意味を持つ複合形容詞(複数語からなる形容詞)になります。従って、名詞を修飾する場合に使用されます。

The new CEO is more focused on long-run cost performance.

新しいCEOは長期的な費用対効果をより重視している。

難易度:6/10
関連リンク:「short term」と「short-term」に違いはありますか?

「short term」と「short-term」に違いはありますか?

以下のように文での役割が異なります。

①「short term」( 「-(ハイフン)」無し)の場合:

形容詞「short(短い)」が名詞「term(期間)」を修飾して、「短期、短い期間 」という意味を持つ名詞句になります。

The company will struggle at least in the short term.

その会社は、少なくとも短期では苦戦するだろう。

②「short-term」(「-(ハイフン)」有り)の場合:

「短期的な、短期の〜」という意味を持つ複合形容詞(複数語からなる形容詞)になります。従って、名詞を修飾する場合に使用されます。

The new CEO is more focused on short-term goals.

新しいCEOは短期的な目標をより重視している。

難易度:6/10
関連リンク:年齢を表す際に、「-(ハイフン)」が入っている場合と入ってない場合を見かけるのですが、それらの違いはなんですか?

四角形の「右上」、「右上隅」といいたい場合、どのようにいえばよいでしょうか?

一般的に「右上」は「upper right」、「右上隅」は「upper right-hand corner」といいます。

以下の図をご参照ください。

 

 

※「-hand」は省略することが可能です(例:upper right corner)
「upper」は「︎top」に、「lower」は「bottom」に入れ替えることもできます(例:top right、bottom right)

難易度:6/10
関連リンク:「右上の奥歯」といいたい場合、どのようにいえば良いでしょうか?

「ドタキャン」といいたい場合、どのようにいえば良いでしょうか?

一般的に「last-minute cancellation」といいます。

「last-minute」は、「(時間的に)直前の、ギリギリの」という意味になります

※複合形容詞の為、「-(ハイフン)」が必要です

We were able to get a table at a popular restaurant for tomorrow night because there was a last-minute cancellation.

ドタキャンがあった為 、人気のレストランで、明日の夜の予約を取ることができた。

尚、「Aさんは、ドタキャンした」といいたい場合は、一般的に以下のように表します。

「Aさん(主語)+ canceledat the last minute
※上記の場合、「at the last minute」は副詞句である為、「-(ハイフン)」は必要ありません

Tom canceled at the last minute.

Tomは、ドタキャンした。

「Aさん(主語)+ canceled予定(目的語)at the last minute

Tom canceled the meeting at the last minute because he wasn’t feeling good.

Tomは気分が良くなかった為、会議をドタキャンした。

(参考)

「ドタキャンして、すいません」といいたい場合は、

「I’m sorry for the last-minute cancellation」あるいは

「I’m sorry for canceling at the last minute」といいます。

難易度:6/10
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「長い期間」を表したい場合、「long term」と「long-term」、どちらが正しいですか?

両方とも正しいです。ただし、使い分ける必要があります。

「long term」と「-(ハイフン)」がなく二つの単語である場合:

形容詞「long(長い)」が名詞「term(期間、時間)」を修飾して、「長い期間、長期」という意味になります。

The company’s success will be evaluated in the long term.

会社の成功は長期にわたって評価される。

「long-term」と「-(ハイフン)」で二つの単語が繋がっている場合:

「長期的な、長期の〜」という意味を持つ複合形容詞(2語からなる形容詞)になります。従って、名詞を修飾する場合に使用されます。

The company’s long-term goal is to open 100 stores nationwide.

その会社の長期の目標は、全国で100店舗をオープンさせることである。

難易度:7/10
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