「Really」は「本当に、とても」という意味を持つ副詞であり、動詞や形容詞を修飾します。従って、文のどの単語に掛かるかにより、文そのものの意味に違いが生じます。
今回のように否定文の場合、「really」が否定を示す「don’t」の前に来る場合、「本当に嫌だ」という意味になります。
I really don’t like him = 私は彼を本当に嫌いである。
逆に「really」が否定を示す「don’t」の後に来る場合、「そんなに〜好きでない」という意味になります。
I don’t really like him = 私は彼をそんなに好きでない。
上記の文の動詞である「like」を「know」に入れ替えた場合、以下のようになります。
I really don’t know = 私は一切分からない。(直訳:私は本当に分からない。)
I don’t really know = 私は定かではない。(直訳:私はそんなに分からない。)
難易度:7/10
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