「二人であるものを共有している」といいたい場合、 どのように表せばよいですか?

以下のような表現のパターンがあります。

難易度:6/10
関連リンク:「それは誰の(もの)ですか?」と聞きたい場合、「who’s」と「whose」、どちらを使用しますか?

「.(ピリオド)」は、「“”(クオーテーションマーク)」の中に入りますか?

アメリカ英語の場合、「.」は「“”」の中に入ります。
一方、イギリス英語の場合、「.」は「“”」の外に置きます。

「“”」は主に、作品名や直接引用文に使用されます。

作品名の場合:

米)Steven Spielberg won an Academy Award for “Schindler’s List.”

英)Steven Spielberg won an Academy Award for “Schindler’s List”.

直接引用文の場合:

米)The teacher said, “Don’t forget to do your homework.”

英)The teacher said, “Don’t forget to do your homework”.

難易度:7/10
関連リンク:どのような時に「‘’(シングルクォーテーションマーク)」を使用しますか?

文章の中で曜日や日付などを記載する場合、どのように記載しますか?

一般的にアメリカでは、以下のように記載します。

「曜日」のみの場合:

The meeting will be held on Wednesday.

「日付(月と日)」のみの場合:

The meeting will be held on June 5.
*「June the 5th」または「June 5th」と記載する人もいます

「曜日」と「日付」の場合:

The meeting will be held on Wednesday, June 5.

「曜日」、「日付」、「年」の場合:

The meeting will be held on Wednesday, June 5, 2019.

また、「月」がない「日付」の場合は、序数を使用して以下のように記載します。

The meeting will be held on the 5th.

また、上記それぞれに時刻を追加したい場合、「on…」の前後いずれかに「at + 時刻」を追加します。

例:

The meeting will be held on Wednesday, June 5 at 3 p.m.

または

The meeting will be held at 3 p.m. on Wednesday, June 5.

難易度:5/10
関連リンク:アメリカで日付を表す場合、「07/04/16」は、いつを表しますか?

文中の「; however,」と「, however,」、どちらが正しいですか?

どちらも正しいです。但し、使用される場面に違いがあります。

①「however」が接続副詞として、二つの独立節(主語と動詞を含み、一つの文として成り立つ)を繋げる場合、「; however,」が正しいです。

He studied for the test; however, it was postponed because his teacher was out with a cold.

※「He studied for the test」と「it was postponed because his teacher was out with a cold」は、それぞれ独立節である為、「; however,」が使用されます。

②「however」が二つの独立節以外を繋げる場合、「, however,」が正しいです。

He played in the game, however, not that well.

※「He played in the game」は独立節ですが、「not that well」は独立節ではない為、「, however,」が使用されます。

尚、「however」以外の接続副詞には、以下のようなものがあります。

-also

-besides

-consequently

-furthermore

-in fact

-instead

-likewise

-moreover

-nevertheless

-nonetheless

-on the other hand

-otherwise

-subsequently

-therefore

難易度:8/10
関連リンク:文を「However」で始める場合、「,(コンマ)」は必要ですか?

手紙やメールの挨拶で、「Dear 〇〇:」と「Dear 〇〇,」の両方を見かけますが、どちらの句読点が正しいですか?

どちらも正しいですが、使い分ける必要があります。「:(コロン)」は、フォーマルな書面(手紙、メール)に使用されます。一方、「,(コンマ)」は、カジュアルな書面に使用されます。

フォーマルな書面:

Dear John:

Thank you for agreeing to continue our partnership for another year.

※「:(コロン)」を「;(セミコロン)」に入れ替えることはできません

カジュアルな書面:

Dear John,

Congratulations on your new baby!

難易度:5/10
関連リンク:

「Thank you Sam.」と「Thank you, Sam.」、どちらが正しいですか?

「Thank you, Sam.」が正しいです。お祝いや感謝などの言葉の後に、「,(コンマ)が入り、名前が続きます。

Congratulations Sam! X

Congratulations, Sam! ◯

難易度:4/10
関連リンク:「Hi, John.」と「Hi John,」、句読点の位置はどちらが正しいですか?

「ドタキャン」といいたい場合、どのようにいえば良いでしょうか?

一般的に「last-minute cancellation」といいます。

「last-minute」は、「(時間的に)直前の、ギリギリの」という意味になります

※複合形容詞の為、「-(ハイフン)」が必要です

We were able to get a table at a popular restaurant for tomorrow night because there was a last-minute cancellation.

ドタキャンがあった為 、人気のレストランで、明日の夜の予約を取ることができた。

尚、「Aさんは、ドタキャンした」といいたい場合は、一般的に以下のように表します。

「Aさん(主語)+ canceledat the last minute
※上記の場合、「at the last minute」は副詞句である為、「-(ハイフン)」は必要ありません

Tom canceled at the last minute.

Tomは、ドタキャンした。

「Aさん(主語)+ canceled予定(目的語)at the last minute

Tom canceled the meeting at the last minute because he wasn’t feeling good.

Tomは気分が良くなかった為、会議をドタキャンした。

(参考)

「ドタキャンして、すいません」といいたい場合は、

「I’m sorry for the last-minute cancellation」あるいは

「I’m sorry for canceling at the last minute」といいます。

難易度:6/10
関連リンク:時間を表す「8:07」はどのように読めばよいですか?

例をあげる際に使用される「such as」の前に「,(コンマ)」がある場合とない場合を見かけますが、文の意味に違いは生じますか?

はい、大いに変わってしまうので、気を付けて使用する必要があります。

①「,(コンマ)」が使用されない場合:

「such as」により紹介される例が、文全体に影響を与える必要な情報である(あげられる例が省略されたことにより、文の意味が変わってしまう)場合、「,(コンマ)」は使用されません。

Countries such as U.S. and Russia have nuclear weapons.

アメリカとロシアをはじめとする国々は、核兵器を持っている。

「such as」により紹介されている例「U.S. and Russia」を省略してしまうと以下のように文の意味が変わってしまいます。

Countries such as U.S. and Russia have nuclear weapons.

(全ての)国々は核兵器を持っている。

※大半の国々は核兵器を所有していない為、意味が大いに変わってしまうだけでなく、事実上正しくない文になってしまいます。従って、上記の文の場合、「such as U.S. and Russia」に「,(コンマ)」は使用できません。

② 「,(コンマ)」が使用される場合:

「such as」により紹介される例が、文全体に影響を与えることのない追加情報である(あげられる例が省略されても文の意味が変わらない)場合、「,(コンマ)」が使用されます。

G7 countries, such as U.S., Japan and France, are democracies.
※「such as…」が文中にある場合、前後に「,」が必要です

アメリカ、日本、フランスをはじめとするG7諸国は、民主主義国である。

「such as」により紹介されている例「U.S., Japan and France」を省略しても以下のように文の意味は変わりません。

G7 countries, such as U.S., Japan and France, are democracies.

G7諸国は、民主主義国である。

難易度:9/10
関連リンク:関係代名詞の「that」と「which」の違いは何ですか?

文が「Washington D.C.」や「etc.」のように「. (ピリオド)」が付く省略形で終わる場合、「.」は二つ必要ですか?

いいえ、必要ありません。文法上、「.(ピリオド)」が二つ続くことはありません。従って、文が「.」を含む省略形で終わっても「.」は一つになります。

Housing prices have been increasing recently in Washington D.C.. X

Housing prices have been increasing recently in Washington D.C. ◯

It’s recommended to eat green leafy vegetables such as lettuce, cabbage, kale, etc.. X

It’s recommended to eat green leafy vegetables such as lettuce, cabbage, kale, etc. ◯

難易度:5/10
関連リンク:「.(ピリオド)」と「,(コンマ)」は、「“”(クォーテーションマーク)」の内側と外側のどちらに来ますか?

「Hi, John.」と「Hi John,」、句読点の位置はどちらが正しいですか?

どちらも正しいですが、使い分ける必要があります。

① 小説のように、第三者として人の会話(台詞)を書く場合、「Hi, John.」になります。

Pam: Hi, John. How are you today?

John: I’m doing good. How about you?

② 当事者として、Johnにメールなどを書くときの挨拶の場合は、「Hi John,」になります。

Hi John,

Thanks for your prompt reply and clarification regarding the issue.

難易度:7/10
関連リンク:敬称(「Mr.」、「Mrs.」、「Ms.」、「Miss」)の後に来るのは「名(first name)」と「姓(last name)」どちらが正しいですか?