「might have been」と「may have been」に違いはありますか?

アメリカ英語では両方とも「(その時)そうであったかもしれない」という意味を持ち、一般的に入れ替えて使用できます。

「may/might have been + 形容詞」:

He may have been busy when you went to see him. 〇

He might have been busy when you went to see him. 〇

あなたが彼に会いに行った時、彼は忙しかったかもしれない。

「may/might have been + 動詞の進行形」:

She may have been sleeping when he came home. 〇

She might have been sleeping when he came home. 〇

彼が家に帰った時、彼女は寝ていたかもしれない。

参考:Merriam-Webster Dictionary

難易度:6/10
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「changed their mind」 と「changed their thinking」に違いはありますか?

以下のような違いがあります。

「changed their mind」の場合:

「mind」は「気/考え」という意味を持つ為、「changed their mind」は「気が変わった/考えを変えた」という意味になります。

Since it was raining, they changed their mind and just stayed home.

雨が降っていた為、彼らは気が変わって家にいた。

「changed their thinking」の場合:

「thinking」は「考え方/思考」という意味を持つ為、「changed their thinking」は「考え方が変わった/思考を変えた」という意味になります。

After talking to a war survivor, they changed their thinking about war.

戦争の生存者と話した後、彼らの戦争に対する考え方が変わった。

難易度:5/10
関連リンク:「〜をしようと思った、〜をしようと考えた」といいたい場合どのようにいえばよいですか?

アメリカは多文化社会の為、クリスマスをお祝いしない人種や宗教もあると聞きます。そういう人たちを考慮して「Merry Christmas」の代わりに使用できる表現はありますか?

一般的に「Merry Christmas」の代わりに、「Happy holidays」が使用されます。
尚、「Happy holidays」と言われたら、「Happy holidays to you too」と返します。

難易度:—
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「それは目立つ」といいたい場合、どのようにいえばよいですか?

一般的に句動詞「stand out」を使用して以下のように表します。

It(主語)+ stands out(動詞「stand」の現在形)」

The players stand out with their new red uniforms.

選手たちは、新しい赤いユニフォームで目立つ。

また、「それは目立った」といいたい場合は動詞「stand」が過去形になり、「stood out」になります。

The players stood out with their new red uniforms.

選手たちは、新しい赤いユニフォームで目立った。

尚、「stand out」の代わりに「はみ出す」というような意味を持つ「stick out」が使用されることもあります。

「派手」という意味で形容詞「flashy」、「flamboyant」が使用されることもあります。

難易度:6/10
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「AはBの◯倍である」といいたい場合、どのようにいえばよいですか?

一般的に以下のように表します。

Ais(be動詞の現在形)+ 基数 + timesthat ofB

A is 1.5 times that of B.

AはBの1.5倍である。

また、「AはBよりも◯倍大きい」といいたい場合は、一般的に以下のように表します。

Ais + 基数 + timesbigger(形容詞の比較級)thanB

A is 3 times bigger than B.

AはBより3倍大きい。

上記の「bigger」の代わりに、他の形容詞の比較級「heavier」や「more expensive」を使用することも可能です。

A is 1.4 times heavier than B.

AはBより1.4倍重い。

A is 2 times more expensive than B.

AはBより2倍高い(高価である)。

難易度:5/10
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「高校一年」は「1st grade of high school」といいますか?

一般的には「9th grade」または「freshmen (in high school)」といいます。

尚、大学では「grade」を使用せず、「大学◯年目」という表し方を使用します。例えば、「大学2年」の場合、「2nd year in college」または「sophomore in college」といいます。

尚、アメリカと日本の教育システムは以下の通りになります。

※アメリカでは、その年に生まれた人は皆同じ学年になります。また、一般的な学校は9月頃に始まり、翌6月頃に修了します。終了日前に生まれた人は高校を18歳で卒業し、終了日以降に生まれた人は17歳で卒業することになります。

※地域によっては「middle school」の代わりに「junior high school」が使用されます。また、「preschool」のことを「nursery school」ということもあります。

難易度:—
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「affect」と「effect」の違いは何ですか?

辞書を調べると両単語とも動詞名詞でもありますが、「affect」は「影響を与える」という意味を持つ動詞として一般的に使用されます。一方、「effect」は「効果、 影響」という意味を持つ名詞として一般的に使用されます。

The industry-wide slump will affect the company’s stock price.(動詞

業界全体の不況は、その会社の株価に影響を与えるだろう。

HDL cholesterol is known to have a positive effect on the body.(名詞

HDLコレストロールは、体に良い影響を及ぼすと知られている。

※ 名詞の「affect」は心理学で、「(表情や身振りに表れる)感情、情緒」という意味を持ちます。

※ 動詞の「effect」は、「(変化などを)もたらす、生じさせる」という意味を持ちます。

参考:Oxford Dictionaries

難易度:7/10
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「それは、Aさんのせいだ」といいたい場合、どのようにいえばよいでしょうか?

一般的に以下のように表します。

It’s A’sfault

It’s Adam’s fault.

それはAdamのせいだ。

尚、「〜が起こったのは、Aさんのせいだ」といいたい場合は、以下のように表します。

「It’s + A’sfaultthat

It’s Adam’s fault that the deal fell through.

その取引が失敗に終わったのは、Adamのせいだ。

難易度:5/10
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「difference」と「different」の違いは何ですか?

①「difference」は「違い、相違」という意味を持つ名詞です。

The difference between A and B is small.

AとBの違いは小さい。

②「different」は「違う、異なる」 という意味を持つ形容詞です。

A is different from B.

AはBと違う。

その他の、名詞が「-nce」で終わり形容詞が「-nt」で終わる主な単語は、以下のようになります。

名詞 / 形容詞

absence / absent

abundance / abundant

affluence / affluent

ambience / ambient

arrogance / arrogant

brilliance / brilliant

competence / competent

confidence / confident

convenience / convenient

dependence / dependent

distance / distant

dominance / dominant

elegance / elegant

evidence / evident

excellence / excellent

ignorance / ignorant

importance / important

independence / independent

innocence / innocent

instance / instant

intelligence / intelligent

lenience / lenient

magnificence / magnificent

patience / patient

presence / present

relevance / relevant

reliance / reliant

resistance / resistant

significance / significant

silence / silent

tolerance / tolerant

violence / violent

難易度:4/10
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「from 2000 to 2001」、「from 2000 until 2001」、「from 2000 through 2001」に違いはありますか?

「from 2000 to 2001」、「from 2000 until 2001」の場合、「2000年のどこかから(始まって)、2001年のどこかまで(続いた)」という意味になります。「from 2000 to 2001」の方がより自然という人もいますが、文法的にはどちらも正しいです。

The sales slumped from 2000 to 2001.

売り上げは、2000年(のどこか)から2001年(のどこか)まで低調が続いた。

尚、「from 2000 through 2001」の場合、「2000年のどこかから(始まって)、2001年の終わりまで(続いた)」という意味になります。

The sales slumped from 2000 through 2001.

売り上げは、2000年(のどこか)から2001年(の終わり)まで低調が続いた。

難易度:7/10
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