「a little bit」は文のどこに位置されますか?

文での役割によって位置が異なります。以下をご参照ください。尚、どの場合でも「bit」は省略することが可能です。

①「a little bit」が形容詞を修飾する場合:

形容詞の前にきます。

It’s a little (bit) expensive.

それは少し高価である。

a little bit」がを修飾する場合:

副詞の前にきます。

He finished his job a little (bit) early.

彼は仕事を少し早く終わらせた。

a little bit」が目的語を持たない自動詞の節を修飾する場合:

自動詞の後にきます。

He exercises a little (bit).

彼は少し運動をする。

④「a little bit」が目的語を持つ自動詞の節を修飾する場合:

自動詞または目的語の後にきます。

He exercises in the morning a little (bit).

He exercises a little (bit) in the morning.

彼は朝少し運動をする。

⑤「a little bit」が他動詞の節を修飾する場合:

目的語の後にきます。

He studied English a little (bit).

彼は英語を少し勉強した。

⑥「a little bit」が「of」を伴って不可算名詞を修飾する場合:

不可算名詞の前にきます。

※加算名詞を修飾することはできません

He needs a little bit of help to finish the project.

彼はそのプロジェクトを終わらせるのに少しの助けが必要である。

上記の場合、「a little bit of」の「bit of」を省略することも可能です。

He needs a little bit of help to finish the project.

難易度:7/10
関連リンク:「a lot」は文のどこに位置されますか?

「Aさんは〜しているフリをした」といいたい場合、どのようにいいますか?

一般的に以下のように表します。

Aさん(主語)+ acted(動詞「act」の過去形)+ like + (主語 + 動詞)」

※この場合、「like」の後には節が続く為、「like」は接続詞になります

Adam acted like he was sleeping.

Adamは寝ているフリをした。

※初めの節の主語と「like」の後に続く節の主語は同じ人物である必要があります。つまり「Adam」=「he」である必要があります

Angela acted like she knew (the answer).

Angelaは(その答えを)知っているフリをした。

※「act」を「pretend」に入れ替えて使用することも可能です。

難易度:6/10
関連リンク:「それは〜のようだ」といいたい場合、「it seems like…」と「it seems that…」とありますが、それらに違いはありますか?

「he couldn’t hear」と「he couldn’t have heard」の違いはなんですか?

助動詞「could」の否定形である「couldn’t」の場合、「〜をできなかった」という意味になります。従って、「he couldn’t hear」は「彼は聞こえなかった」という意味になります。

He couldn’t hear the ringtone because he was listening to music.

彼は音楽を聴いていたので、その着信音が聞こえなかった

一方、助動詞「could」の否定形である「couldn’t」の現在完了形の場合、「〜をできたはずがない」という意味になります。従って、「he couldn’t have heard」は「彼は聞こえたはずがない」という意味になります。

He couldn’t have heard the ringtone because he was listening to music.

彼は音楽を聴いていたので、その着信音が聞こえたはずがない

難易度:7/10
関連リンク:人に何かを依頼する時に使用される「can you」と「could you」に違いはありますか?

「バッテリーが5時間持った」といいたい場合、どのようにいえば良いですか?

一般的に、「(消耗品などが)持つ」という意味を持つ自動詞「last」の過去形を使用して以下のように表します。

The battery(主語)+ lasted(動詞「last」の過去形)+ 5 hours(目的語)」

また、「プリンタのインクは3ヶ月持った」といいたい場合、以下のように表します。

The printer ink lasted 3 months.

難易度:6/10
関連リンク:「(消耗品など)が切れた」といいたい場合、どのようにいえば良いですか?

句動詞「put on」は「(衣服などを)身につける、着る」という意味を持ちますが、「(衣服などを)外す、脱ぐ」という意味で「put off」は使用されますか?

いいえ、一般的に句動詞「put off」は「(衣服などを)外す、脱ぐ」という意味で使用されません。「put off」は、一般的に「予定を延期する、後回しにする」という意味で使用されます。

He put off studying for the test.

彼はテスト勉強を後回しにした。

尚、「(衣服などを)外す、脱ぐ」といいたい場合、一般的に句動詞「take off」が使用されます。

Boxers have to take off their jewelry before entering the ring.

ボクサーはリングに上がる前にアクセサリーを外さなければいけない。

難易度:7/10
関連リンク:現在形の「he wears」と現在進行形の「he is wearing」に意味の違いはありますか?

「a lot」は文のどこに位置されますか?

文での役割によって位置が異なります。以下をご参照ください。

a lot」が副詞句の場合:

自動詞の節を修飾する場合、自動詞の後にきます。

He talks a lot.

彼はたくさん話す。

他動詞の節を修飾する場合、目的語の後にきます。

She studies math a lot.

彼女は数学をたくさん勉強する。

a lot」が名詞句の場合:

他動詞目的語の場合、その他動詞の後にきます。

He drinks a lot (of alcohol).

彼はたくさん(のお酒を)飲む。

主語の場合、動詞の前にきます。

A lot (of information) isn’t necessarily good.

たくさん(の情報)は良いとは限らない。

a lotが「of」を伴った限量詞句の場合:

名詞の前にきます。

The drink contains a lot of sugar.

その飲み物は、たくさんの砂糖を含んでいる。

難易度:6/10
関連リンク:「a lot of」と「lots of」の違いは何ですか?

「それは無駄である」といいたい場合、どのように表しますか?

一般的に以下のように表します。

It(主語)+ is(be動詞の現在形)+ a waste

It is a waste.

尚、「それは〇〇の無駄である」といいたい場合、一般的に以下のように表します。

It(主語)+ is(be動詞の現在形)+ a waste + of + 〇〇(名詞)」

It is a waste of money.

それはお金の無駄である。

尚、「〜することは〇〇の無駄である」といいたい場合、一般的に以下のように表します。

It(主語)+ is(be動詞の現在形)+ a waste + of + 〇〇(名詞)+ するのが無駄なこと(to不定詞)」

It is a waste of time to complain.

文句を言うことは時間の無駄である。

尚、動名詞主語にして以下のように表すことも可能です。

Complaining is a waste of time.

難易度:6/10
関連リンク:「それは〇〇の価値がある」といいたい場合、「it’s worth」と「its worth」のどちらを使用して表すことができますか?

「取り組む」という意味を持つ句動詞「work on」ですが、目的語は「work」と「on」の間に来ますか?それとも「work on」の後に来ますか?

目的語は「work on」の後に来ます。

I work on high-priority tasks in the morning. ◯

I work high-priority tasks on in the morning. X

turn on」のように、句動詞によっては目的語を句動詞の間に置くこともできれば、句動詞の後に置くことができるものもあります。

They turn the light on when they come to the office first. ◯

They turn on the light when they come to the office first. ◯

難易度:7/10
関連リンク:「take off」は自動詞の句動詞ですか?それとも他動詞の句動詞ですか?

「I don’t remember」と「I can’t remember」の違いは何ですか?

一般的に「I don’t remember」は「私は覚えていない」という意味になり、「I can’t remember」は「私は思い出せない(思い出すことができない)」という意味になります。

Aさん: What did you do last weekend?(あなたは先週末何をしていましたか?)

Bさん: I don’t remember (what I did last weekend).

私は(先週末何をしたか)覚えていません

 

Aさん: What did you do last weekend? (あなたは先週末何をしていましたか?)

Bさん: I can’t remember (what I did last weekend).

私は(先週末何をしたか)思い出せません

 

文脈によっては「I can’t remember」は「私は覚えられない、暗記できない」という意味にもなります

Aさん: The total units sold for October, November and December are 5,438, 4,762 and 8,914, respectively.

10月、11月、12月の販売台数はそれぞれ5,438、4,762、8,914です。

Bさん: Hold on. I can’t remember all that. Let me get a pen.

ちょっと待って、全部は覚えられないよ。ペンを用意させて。

難易度:6/10
関連リンク:「I remembered to lock the door」と「I remembered locking the door」の意味に違いはありますか?

「as tall as me」と「as tall as I」、どちらが正しいですか?

どちらも正しいです。二つ目の「as」の品詞(前置詞接続詞)により続く単語が決まります。

二つ目のas」が前置詞の場合:

前置詞の後には名詞(句)のみを続けることができるので、「me」が続きます。

He is as tall as me.

二つ目のas」が接続詞場合

接続詞の後には節(主語 + 動詞)のみを続けることができるので、「I am」が続きます。尚、動詞「am」は口語では省略されることが多いです。

He is as tall as I (am).

口語では、「as me」の方が「as I」よりよく使用されます。

難易度:7/10
関連リンク:「taller than me」と「taller than I」、どちらが正しいですか?