「(それは)〜そう/〜のように見える」を動詞「seem」を使用して表す場合、「seem」の後には必ず「like」が続きますか?

動詞「seem」の後に続く品詞によって、「like」の有無が決まります。

①「seem」の後に形容詞が続く場合、「like」は必要ありません。

It seems + 形容詞

It seems expensive.

それは高そうに見える。

尚、形容詞を修飾する副詞を入れる場合も「like」は必要ありません。

It seems really expensive.

それは本当に高そうに見える。

②「seem」の後に名詞(句)が続く場合、「like」は必要です。

It seems + like名詞(句)

It seems like leather.

それは革のように見える。

尚、名詞を修飾する形容詞を入れる場合も「like」は必要です。

It seems like real leather.

それは本物の革のように見える。

③「seem」の後にが続く場合、「like」は必要です。

It seems + like

It seems like nobody cares.

誰も気にしていないように見える。

難易度:6/10
関連リンク:「there seems to be」と「there seem to be」、どちらが正しいですか?

「わざと〜をした」といいたい場合、どのようにいえば良いですか?

一般的に、「わざと」という意味を持つ以下の副詞を使用して表します。

「intentionally」

「deliberately」

「purposefully」

尚、これらの副詞は一般的に主動詞の前に置かれ、動詞を修飾します。

従って、「Aさんはわざと〜をした」といいたい場合は、以下のように表します。

Aさん(主語)+ intentionally(副詞)+ したこと(動詞の過去形)」

※「intentionally」は「deliberately」または「purposefully」と入れ替えることも可能です

Adam intentionally lied.

Adamはわざと嘘をついた。

Adam intentionally missed the shot.

Adamはわざとシュートを外した。

これらの副詞の代わりに副詞句「on purpose」を使用することも可能です。この場合、「on purpose」は節の終わりに置かれます。

Adam lied on purpose.

Adam missed the shot on purpose.

難易度:6/10
関連リンク:「〜をするところだった」といいたい場合、どのようにいえば良いでしょうか?

「何とか〜することができた」といいたい場合、どのように表しますか?

一般的に動詞「manage」または副詞「somehow」を使用して表します。

動詞「manage」を使用した場合:

主語managed(動詞「manage」の過去形)+ to + 動詞の原形

He managed to acquire the contract.

彼はその契約を何とか獲得することができた。

副詞「somehow」を使用した場合:

主語somehow動詞の過去形
※「somehow」は節の終わりに置くことも可能です

He somehow acquired the contract.

He acquired the contract somehow.

彼はその契約を何とか獲得することができた。

尚、動詞「manage」または副詞「somehow」の片方のみを使用した場合と意味は変わりませんが、両方を使用する人もいます。

He somehow managed to acquire the deal.

He managed to acquire the deal somehow.

難易度:6/10
関連リンク:質問する時に「some」と「any」を区別する必要はありますか?

「quarter」は「1/4」という意味なのに、なぜトーナメントなどで8チームが残っているにも関わらず、「準々決勝」のことを「quarterfinals」というのですか?

「残っている8チーム 」ではなく、「残っている8チームによる4つの試合」を表す為、「quarterfinals」になります。同様に、「準決勝」は「1/2」という意味を持つ接頭辞「semi」を使用して、「semifinals」となります。

因みに、32チーム出場のトーナメントの場合、「第一回戦」のことは「first round」または、「round of 32」といい、「第2回戦」のことを「second round」または、「round of 16」といいます。

難易度:7/10
関連リンク:「試合」という意味を持つ「game」と「match」ですが、使い方に違いはありますか?

「〜である限り」と「〜でない限り」は英語でどのように表しますか?

一般的に「〜である限り」といいたい場合、接続詞句「as long as」を使用して表します。

As long as he is president, nothing will change.

彼が大統領である限り、何も変わらないだろう。

一般的に「as long as」に続く節(従属節)は現在形になり、主節は未来形になります。また、「as long as」を含む節と主節の間に「,(コンマ)」が必要です。

尚、節の順番を変えても意味は変わりません。

Nothing will change as long as he is president.

※この場合、「,」は必要ありません

また、一般的に「〜でない限り」といいたい場合、接続詞「unless」を使用して表します。

Unless he resigns, nothing will change.

彼が辞任しない限り、何も変わらないだろう。

「as long as」の場合と同様に、「unless」に続く節は現在形になり、主節は未来形になります。また、「unless」を含む節と主節の間に「,」が必要です。

尚、節の順番を変えても意味は変わりません。

Nothing will change unless he resigns.
※この場合、「,」は必要ありません

難易度:6/10
関連リンク:「By」と「until」の違いは何ですか?

「Aさんは急いでいる」といいたい場合、どのようにいいますか?

一般的に以下のように表します。

Aさん(主語)+ is(be動詞の現在形)+ in a hurry
※「hurry」の代わりに「rush」を使用することも可能です。

Adam is in a hurry because he has a meeting at 10 a.m.

Adamは午前10時にミーティングがあるので急いでいる。

また、「Aさんは〜(を)することを急いでいる」といいたい場合は、一般的に以下のように表します。

Aさん(主語)+ is(be動詞の現在形)+ in a hurryするのを急いでいること(不定詞)」

Adam is in a hurry to finish the project.

Adamはプロジェクトを終わらせるのを急いでいる。

難易度:6/10
関連リンク:「◯◯で忙しい」と英語で何と言いますか?

日本人が傾向的に間違って発音してしまう単語ってありますか?

以下をご参考ください。

anti-(アンチ)

anti-aging(アンチエイジング)

chaos(カオス)

coupe(クーペ)

genre(ジャンル)

Israel(イスラエル)

Jerusalem(エルサレム)

label(ラベル)

McDonald’s(マクドナルド)

multi-(マルチ)

multimedia(マルチメディア)

salad(サラダ)

theme(テーマ)

theory(セオリー)

vaccine(ワクチン)

virus(ウイルス)

難易度:5/10
関連リンク:冠詞「the」には複数の発音がありますか?

「合計(で)10人」といいたい場合、「totally 10 people」といいますか?

いいえ、一般的に「a total of 10 people」または「10 people in total」といいます。

There were a total of 10 people at the party.

There were 10 people in total at the party.

そのパーティーには合計10人がいた。

また、上記の「in total」の「in」を省略することも可能です。

There were 10 people total at the meeting.

尚、「totally」は一般的に「全く、完全に」という意味を持つ副詞として使用されます。

The rumor is totally false.

その噂は完全に嘘である。

難易度:5/10
関連リンク:「The number of people who eat」と「the number of people who eats」、どっちが正しいですか?

消耗品などにおいて「〇〇を使い切る」といいたい場合、どのようにいえば良いですか?

一般的に句動詞「use up」を使用して表します。
※句動詞 = 動詞 + 副詞

主語use up(動詞「use」の現在形)+ 目的語

He uses up the toilet paper in a week.

彼は(いつも)トイレットペーパーを一週間で使い切る。

また、目的語「the toilet paper」を「use」と「up」の間に入れることも可能です。

He uses the toilet paper up in a week.

the toilet paper」を代名詞「it」に入れ替えた場合、「it」は「use」と「up」の間に入れる必要があります。

He uses it up in a week. 〇

He uses up it in a week. X

「〇〇を使い切った」といいたい場合、「use」が過去形の「used」になります。

He used up the toilet paper in a week last week. 〇

He used the toilet paper up in a week last week. 〇

彼は先週、トイレットペーパーを一週間で使い切った。

難易度:5/10
関連リンク:「在庫がある」といいたい場合、どのようにいえばよいでしょうか?