「You know what?」という表現をよく耳にするのですが、これはどういう意味ですか?

一般的に以下の意味で使用されます。

①「ちょっと聞いてよ、あのね」という意味で、相手の注意を喚起するときに使用されます。

Aさん:You know what? It’s going to snow tomorrow.
ちょっと聞いてよ。明日、雪が降るんだって。

Bさん:Oh, really? Then, I should wear boots tomorrow.
え、本当に?じゃあ、明日長靴を履かなきゃ。

②「(あ、)そうだった、そういえば 」という意味で、新たに思い出したことを伝えようとするときに使用されます。

Aさん:Can we set the meeting for this Friday at 1 p.m.?
その会議を今週金曜日の午後 1 時に設定しても良いですか?

Bさん:Yeah, sure.
はい、いいですよ。

Aさん:You know what? I have another appointment at that time. How about at 3 p.m.?
そういえば、その時間は別の予定が入ってました。午後3時は如何ですか?

尚、代名詞「you-know-what」の場合は、「例のあれ」という意味で使用されます。

Aさん:Did you try you-know-what?
例のあれ、試した?

Bさん:Yeah, I did.
うん、試したよ。

難易度:8/10
関連リンク:「What do you make of 〇〇?」という表現をよく耳にするのですが、これはどういう意味ですか?

「enough」は副詞ですか?それとも形容詞ですか?

「enough」は副詞でもあり、形容詞でもあります。
副詞の場合、一般的に「十分に」という意味で使用され、
形容詞の場合、一般的に「十分な、足りる」という意味で使用されます。

He slept enough last night.(副詞「enough」は、動詞「sleep」を修飾しています)

昨夜、彼は十分に寝た。

He had enough time to revise the presentation slides.(形容詞「enough」は、名詞「time」を修飾しています)

彼は、プレゼンテーションのスライドを修正するのに十分な時間があった。

因みに、「enough」は「十分な量、十分な数、たくさん」という意味の代名詞として使用されることもあります。

He had enough to drink.

彼は、十分な量を飲んだ。

難易度:6/10
関連リンク:「very」は副詞ですか?それとも形容詞ですか?

句動詞「drop off」を使用して「車で私の友達を送る」といいたい場合、「drop my friend off」と「drop off my friend」のどちらが正しいですか?

どちらも正しいです。「drop off」の目的語が「my friend」のような一般名詞(句)である場合、目的語は「drop」と「off」の間、「drop off」の後、どちらに置くことも可能です。

drop my friend off ◯

drop off my friend ◯

但し、目的語「my friend」を「him」のような代名詞と入れ替えた場合、「him」は「drop」と「off」の間に置く必要があります。

drop him off ◯

drop off him X

難易度:7/10
関連リンク:「take off」は自動詞の句動詞ですか?それとも他動詞の句動詞ですか?

名詞「following(以下/下記(の事項))」は単数扱いですか?それとも複数扱いですか?

「following」が指す名詞が、不可算名詞または可算名詞単数形である場合は単数扱いになり、「following」が指す名詞が、可算名詞複数形である場合は複数扱いになります。

①「following」が「information」のような不可算名詞を指す場合、または「issue」のように可算名詞単数形を指す場合は、単数扱いになります。

The following (=information) is confidential.

以下(の情報)は機密情報である。

The following (=issue) needs to be immediately resolved.

以下(の問題点)は直ちに解決される必要がある。

②「following」が「items」のように可算名詞複数形を指す場合は、複数扱いになります。

The following (=items) are sold out.

以下(の複数の商品)は売り切れている。

尚、名詞「following」を「以下の〜」という意味を持つ形容詞にして、それぞれの名詞を続けることも可能です。

The following information is confidential.

The following issue needs to be immediately resolved.

The following items are sold out.

難易度:7/10
関連リンク:「none」は単数扱いですか?それとも複数扱いですか?

句動詞「pick up」を使用して「私の友達を車で迎えに行く」といいたい場合、「pick my friend up」と「pick up my friend」のどちらが正しいですか?

どちらも正しいです。「pick up」の目的語が「my friend」のように一般名詞(句)である場合、目的語は「pick」と「up」の間、「pick up」の後、どちらでも大丈夫です。

pick my friend up ◯

pick up my friend ◯

但し、目的語「my friend」を「him」のような代名詞と入れ替えた場合、「him」は「pick」と「up」の間に置かれる必要があります。

pick him up ◯

pick up him X

難易度:7/10
関連リンク:句動詞「pick up」を使用して「ゴミを拾う」といいたい場合、「pick the trash up」と「pick up the trash」のどちらが正しいですか?

句動詞「pick up」を使用して「ゴミを拾う」といいたい場合、「pick the trash up」と「pick up the trash」のどちらが正しいですか?

どちらも正しいです。「pick up」の目的語が「the trash」のように一般名詞(句)である場合、目的語は「pick」と「up」の間、「pick up」の後、どちらでも大丈夫です。

pick the trash up ◯

pick up the trash ◯

但し、目的語「the trash」を「it」のような代名詞と入れ替えた場合、「it」は「pick」と「up」の間に置かれる必要があります。

pick it up ◯

pick up it X

難易度:7/10
関連リンク:句動詞「throw away」を使用して「ゴミを(投げ)捨てる」といいたい場合、「throw the trash away」と「throw away the trash」のどちらが正しいですか?

「〇〇がある」を表す「there is/are…」の「there」の品詞は何ですか?

この場合の「there」は真主語の前に位置する形式主語であり、品詞は代名詞です。また、真主語が単数形の場合は、be動詞も三人称単数形の「is」になり、真主語が複数形の場合は、be動詞も三人称複数形の「are」になります。

真主語が単数形の場合:

There is a dog.

真主語が複数形の場合:

There are two dogs.

尚、「there」は「there is/are…」構文で代名詞として使用される以外では、一般的に副詞或いは名詞として使用されます。

副詞として使用される場合、「そこで、そこに、そこへ」という意味になります。

I went there yesterday.

昨日、私はそこに行った。

名詞として使用される場合、「そこ、あそこ」という意味になります。

I put the file on there.
※この場合の「there」は名詞なので、前に前置詞「on」が必要です

私は、そのファイルをそこの上に置いた。

難易度:7/10
関連リンク:「十分にある」といいたい場合、「there is enough」と「there are enough」、どちらが正しいですか?

「everyone is…」と「everyone are…」はどちらが正しいですか?

「everyone」は「みんな、全ての人」という意味を持つため、複数形だと思う人が多いですが、実際は単数形です。従って、be動詞は三人称単数形の「is」が正しいです。

Everyone is busy this week. ◯

Everyone are busy this week. X

今週はみんな忙しい。

因みに「everybody」も同じく単数形である為、be動詞は三人称単数形の「is」になります。

Everybody is busy this week. ◯

Everybody are busy this week. X

難易度:4/10
関連リンク:「every one」と「everyone」の違いは何ですか?

「(消耗品など)を使い切った」といいたい場合、どのようにいえば良いですか?

一般的に、「使い切る」という意味を持つ句動詞「use up」または「finish up」の過去形を使用して表します。

従って、「Aさんは〇〇を使い切った」といいたい場合は、以下のように表します。

Aさん(主語)+ used up + 〇〇(使い切った消耗品/目的語)」

※「used up」は「finished up」と入れ替えることも可能です

Adam used up the dressing.

Adam finished up the dressing.

Adamは、そのドレッシングを使い切った。

また、上記の目的語「the dressing」を「used/finished」と「up」の間に入れることも可能です。

Adam used the dressing up.

Adam finished the dressing up.

尚、目的語が「the dressing」ではなく「it」などの代名詞の場合、その代名詞は「used/finished」と「up」の間に入れる必要があります。

Adam used it up. ◯

Adam finished it up. ◯

Adam used up it. X

Adam finished up it. X

最後に、「Adamは、そのドレッシングを2ヶ月で使い切った」のように「2ヶ月で」という情報を追加したい場合、副詞句「in 2 months」を節の後に置きます。

Adam used up the dressing in 2 months. / Adam used the dressing up in 2 months.

Adam finished up the dressing in 2 months. / Adam finished the dressing up in 2 months.

難易度:6/10
関連リンク:「〇〇はかさばる(場所を取る)」といいたい場合、どのようにいえばよいでしょうか?

「お互い」という意味を持つ「each other」ですが、前置詞は必要ですか?

文の動詞によって必要有無が異なります。

「each other」は「me」、「him」、「her」などと同じく、目的語として使用される代名詞です。従って、文の動詞が他動詞または自動詞によって前置詞の有無が異なります。

①「each other」が「They helped me」の「me」のように他動詞の目的語として使用される場合、前置詞は必要ありません。

They helped me.(彼らは私を手伝った)

They helped each other.(彼らはお互いを手伝った)

②「each other」が自動詞の目的語として使用される場合、前置詞は必要になります。尚、前置詞は文の意味によって適切に選択する必要があります。

They complained to me.(彼らは私文句を言った)

They complained to each other.(彼らはお互い文句を言った)

They complained about me.(彼らは私について文句を言った)

They complained about each other. (彼らはお互いについて文句を言った)

難易度:7/10
関連リンク:「each」の後にくる名詞は単数形ですか?それとも複数形ですか?