「〇〇がある」を表す「there is/are…」の「there」の品詞は何ですか?

この場合の「there」は真主語の前に位置する形式主語であり、品詞は代名詞です。また、真主語が単数形の場合は、be動詞も三人称単数形の「is」になり、真主語が複数形の場合は、be動詞も三人称複数形の「are」になります。

真主語が単数形の場合:

There is a dog.

真主語が複数形の場合:

There are two dogs.

尚、「there」は「there is/are…」構文で代名詞として使用される以外では、一般的に副詞或いは名詞として使用されます。

副詞として使用される場合、「そこで、そこに、そこへ」という意味になります。

I went there yesterday.

昨日、私はそこに行った。

名詞として使用される場合、「そこ、あそこ」という意味になります。

I put the file on there.
※この場合の「there」は名詞なので、前に前置詞「on」が必要です

私は、そのファイルをそこの上に置いた。

難易度:7/10
関連リンク:「十分にある」といいたい場合、「there is enough」と「there are enough」、どちらが正しいですか?

メールにファイルを添付する際、「attached is…」と「attached are…」の、どちらが正しいですか?

メールに添付するファイルの数により、使い分ける必要があります。「there is」と「there are」と同じ論理です。メールに添付するファイルが一つの場合、「attached is…」になります。また、メールに添付するファイルが複数の場合、「attached are…」になります。

Attached is the monthly report from April.

4月分の月刊レポートを添付いたします。

Attached are the monthly reports from April to July.

4月から7月分の月刊レポートを添付いたします。

難易度:5/10
関連リンク:「there seems to be」と「there seem to be」、どちらが正しいですか?