「a lot」は文のどこに位置されますか?

文での役割によって位置が異なります。以下をご参照ください。

a lot」が副詞句の場合:

自動詞の節を修飾する場合、自動詞の後にきます。

He talks a lot.

彼はたくさん話す。

他動詞の節を修飾する場合、目的語の後にきます。

She studies math a lot.

彼女は数学をたくさん勉強する。

a lot」が名詞句の場合:

他動詞目的語の場合、その他動詞の後にきます。

He drinks a lot (of alcohol).

彼はたくさん(のお酒を)飲む。

主語の場合、動詞の前にきます。

A lot (of information) isn’t necessarily good.

たくさん(の情報)は良いとは限らない。

a lotが「of」を伴った限量詞句の場合:

名詞の前にきます。

The drink contains a lot of sugar.

その飲み物は、たくさんの砂糖を含んでいる。

難易度:6/10
関連リンク:「a lot of」と「lots of」の違いは何ですか?

「取り組む」という意味を持つ句動詞「work on」ですが、目的語は「work」と「on」の間に来ますか?それとも「work on」の後に来ますか?

目的語は「work on」の後に来ます。

I work on high-priority tasks in the morning. ◯

I work high-priority tasks on in the morning. X

turn on」のように、句動詞によっては目的語を句動詞の間に置くこともできれば、句動詞の後に置くことができるものもあります。

They turn the light on when they come to the office first. ◯

They turn on the light when they come to the office first. ◯

難易度:7/10
関連リンク:「take off」は自動詞の句動詞ですか?それとも他動詞の句動詞ですか?

「(消耗品など)が切れた」といいたい場合、どのようにいえば良いですか?

一般的に、「切れる」という意味を持つ句動詞「run out」の過去形を使用して表します。

従って、「〇〇が切れた」といいたい場合は、以下のように表します。

〇〇(切れた消耗品/主語)+ ran out

The dressing ran out.

そのドレッシングが切れた。

また、「そのドレッシングは2ヶ月で切れた」のように「2ヶ月で」という情報を追加したい場合、副詞句「in 2 months」を節の後に置きます。

The dressing ran out in 2 months.

尚、「そのドレッシングは(通常)2ヶ月で切れる」といいたい場合は、

句動詞「run out」の現在形を使用して表します。

The dressing runs out in 2 months.

難易度:6/10
関連リンク:「バッテリーが5時間持つ」といいたい場合、どのようにいえば良いですか?

「the other day」と「another day」は、それぞれどういう意味ですか?

①「the other day」は「先日、この間」という意味を持つ副詞句です。

We went there the other day.

私たちは先日そこに行った。

②「another day」は「別の日」または「もう1日」という意味を持つ副詞句です。

The meeting was changed to another day.

その会議は別の日に変更された。

He wants another day to finish writing his report.

彼は報告書の作成を終わらせるのにもう1日欲しい。

※上記の文の場合、「another day」の代わりに「extra day」、「additional day」、「one more day」を使用することも可能です

難易度:6/10
関連リンク:「3人以上の間」で「お互いの〜」といいたい場合、「one another’s」と「one anothers’」のどちらが正しいですか?

「take off」は自動詞の句動詞ですか?それとも他動詞の句動詞ですか?

自動詞としても他動詞としても使用され、それぞれいくつかの意味を持っています。

自動詞の場合、一般的に「出発する、離陸する」という意味で使用されます。

Flight 909 takes off at 10 a.m.

909便は午前10時に出発する。

他動詞の場合、一般的に「外す、脱ぐ」という意味で使用されます。

He takes off his shoes when he comes home.

彼は家に帰ってきたら、靴を脱ぐ。

He takes his shoes off when he comes home.

※目的語「his shoes」を「takes」と「off」の間に入れることも可能です

尚、目的語が「his shoes」ではなく「them」などの代名詞の場合、その代名詞は「takes」と「off」の間に入れる必要があります。

He takes them off.

彼はそれらを脱ぐ。

難易度:8/10
関連リンク:空港で、「乗り継ぎ」の意味で使用される「layover」と「stopover」に違いはありますか?

「despite」と「in spite of」に違いはありますか?

「 despite」の方が「in spite of」よりフォーマルな表現です。 両方とも「〜にも関わらず」という意味を持ち、一般的に口頭より書面で使用されます。尚、一般的に名詞(句)が続きます。

The game continued despite the heavy rain.

The game continued in spite of the heavy rain.

その試合は、激しい雨にも関わらず続いた。

名詞(句)の代わりに動名詞が使用されることもあります。

Despite achieving his goals, he wasn’t promoted.

In spite of achieving his goals, he wasn’t promoted.

彼は目標を達成したにも関わらず、昇進しなかった。

また、「despite」と「in spite of」の後にthat節を続ける場合、that節の前に「the fact」が必要になります。

He was late to work despite the fact that he woke up early.

He was late to work in spite of the fact that he woke up early.

彼は早く起きたにも関わらず、仕事に遅刻した。

因みに、「out of spite」は「腹いせに、悪意で」という意味になります。

He broke the car window out of spite.

彼は悪意で車の窓を割った。

参考:Cambridge Dictionary

難易度:7/10
関連リンク:文中の「; however,」と「, however,」、どちらが正しいですか?

「check-in」と「check in」の両方を見かけますが、入れ替えて使用することは可能ですか?

いいえ、入れ替えて使用することはできません。

「check-in」の場合、名詞または形容詞になります。また、「check in」のように二つの単語で表す場合、句動詞になります。

check-in」が名詞の場合:

There was a problem with the check-in.

チェックインに問題があった。

check-in」が形容詞の場合:

He’s looking for the check-in button on his app.

彼は、アプリでチェックインする為のボタンを探している。

※「checkout」、「checkup」は一単語として使用されますが、「checkin」は使用されません

check in(句動詞)の場合:

He always checks in to his flights from his smartphone.

彼はいつもスマホから飛行機にチェックインをしている。

参考:Grammarist

難易度:7/10
関連リンク:「login」と「log in」の両方を見かけますが、入れ替えて使用することは可能ですか?

「into」と「in to」は、どのように区別して使用されますか?

以下のように区別して使用されます。

①「into」の場合:

一般的に「〜の中に(入れる)」、「〜に(変化する)」、「〜に(ぶつかる)」と、表したい時に使用される前置詞です。

He poured water into the bottle.

彼はボトル(の中)に水を入れた。

The ice changed into water.

氷は水に変化した。

He bumped into the wall.

彼は壁にぶつかった。

②「in to」の場合:

「in」と「to」は一般的に前置詞として使用されますが、「in to」の場合は、「in」は句動詞の一部である副詞であり、「to」は前置詞またはto不定詞の「to」になります。

※前置詞は名詞(句)を修飾します。従って、前置詞「in」が前置詞「to」を修飾することはありません。

He checked in to the hotel. ※句動詞「check in」の副詞「in」と前置詞「to」

彼はホテルにチェックインした。

He often drops in to say hi. ※句動詞「drop in」の副詞「in」とto不定詞の「to」

彼は、よく挨拶をしに立ち寄る。

難易度:8/10
関連リンク:「made from」、「made of」、「made out of」、「made with」それぞれの違いは何ですか?

「間違えて(誤って)〜をした」といいたい場合、どのようにいえば良いですか?

一般的に、「間違えて、誤って」という意味を持つ以下の副詞を使用して表します。

「accidentally」

「mistakenly」

尚、これらの副詞は一般的に主動詞の前に置かれ、動詞を修飾します。

従って、「Aさんは間違えて(誤って)〜をした」といいたい場合は、以下のように表します。

Aさん(主語)+ accidentally(副詞)+ したこと(動詞の過去形)」

※「accidentally」は「mistakenly」と入れ替えることも可能です

Adam accidentally slipped.

Adamは誤って滑ってしまった。

Adam accidentally deleted the data.

Adamは間違ってデータを削除した。

これらの副詞の代わりに副詞句「by accident」または「by mistake」を使用することも可能です。この場合、それらは節の終わりに置かれます。

Adam slipped by accident.

Adam deleted the data by mistake.

難易度:6/10
関連リンク:「わざと〜をした」といいたい場合、どのようにいえば良いですか?

「in a way」、「in the way」、「on the way」は、それぞれどういう意味ですか?

①「in a way」は「ある意味」という意味を持つ副詞句です。

He’s right in a way.

彼はある意味正しい。

②「in the way」は「邪魔である」という意味を持つ前置詞句です。

The chair is in the way.

その椅子は邪魔である

③「on the way」は「〜に向かう途中」という意味を持つ副詞句でもあり、「間も無く到着する」という意味を持つ前置詞句でもあります。

He saw a car accident on the way to the office.

彼はオフィスに向かう途中で交通事故を目撃した。

The package is on the way.

荷物は間も無く到着する

因みに、「on a way」は「decide on」のような句動詞に、名詞句「a way」が目的語として続くパターンで一般的に使用されます。

They will decide on a way to divide the budget.

彼らは、予算を分ける方法を決める予定である。

They have to work on a way to increase sales.

彼らは、売れ上げを上げる方法に取り組まなければいけない。

難易度:6/10
関連リンク:「行く途中で」といいたい場合、どのようにいえばよいですか?