「one of my friends who live in Osaka」と「one of my friends who lives in Osaka」はどちらが正しいですか?

「one of my friends who live in Osaka」が正しいです。関係代名詞「who」に続く説明「live(s) in Osaka(大阪に住んでいる)」は名詞「one」ではなく「my friends」を修飾する為、動詞「live」は三人称複数形になります。

one of my friends who lives in Osaka X

one of my friends who live in Osaka 〇

大阪に住んでいる、私の(何人かの)友人の一人

尚、「one of my friends who live in Osaka」は文ではなく名詞句になります。従って、こちらを使用して文を作成する場合、主語は「one」である為、続く動詞は三人称単数形になります。

One of my friends who live in Osaka has a car.

大阪に住んでいる、私の(何人かの)友人の一人は車を持っている。

難易度:7/10
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「お互い」という意味を持つ「each other」ですが、前置詞は必要ですか?

文の動詞によって必要有無が異なります。

「each other」は「me」、「him」、「her」などと同じく、目的語として使用される代名詞です。従って、文の動詞が他動詞または自動詞によって前置詞の有無が異なります。

①「each other」が「They helped me」の「me」のように他動詞の目的語として使用される場合、前置詞は必要ありません。

They helped me.(彼らは私を手伝った)

They helped each other.(彼らはお互いを手伝った)

②「each other」が自動詞の目的語として使用される場合、前置詞は必要になります。尚、前置詞は文の意味によって適切に選択する必要があります。

They complained to me.(彼らは私文句を言った)

They complained to each other.(彼らはお互い文句を言った)

They complained about me.(彼らは私について文句を言った)

They complained about each other. (彼らはお互いについて文句を言った)

難易度:7/10
関連リンク:「each」の後にくる名詞は単数形ですか?それとも複数形ですか?

「(それは)〜そう/〜のように見える」を動詞「seem」を使用して表す場合、「seem」の後には必ず「like」が続きますか?

動詞「seem」の後に続く品詞によって、「like」の有無が決まります。

①「seem」の後に形容詞が続く場合、「like」は必要ありません。

It seems + 形容詞

It seems expensive.

それは高そうに見える。

尚、形容詞を修飾する副詞を入れる場合も「like」は必要ありません。

It seems really expensive.

それは本当に高そうに見える。

②「seem」の後に名詞(句)が続く場合、「like」は必要です。

It seems + like名詞(句)

It seems like leather.

それは革のように見える。

尚、名詞を修飾する形容詞を入れる場合も「like」は必要です。

It seems like real leather.

それは本物の革のように見える。

③「seem」の後にが続く場合、「like」は必要です。

It seems + like

It seems like nobody cares.

誰も気にしていないように見える。

難易度:6/10
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「とても、非常に」という意味を持つ「really」と「very」ですが、入れ替えて使用することは可能ですか?

以下のように、修飾する品詞によって、意味が異なる場合があります。従って、入れ替えて使用できる場合もあれば、そうでない場合もあります。

形容詞を修飾する場合:

両単語とも「とても、非常に」という意味になり、入れ替えて使用することが可能です。但し、「really」は文脈や解釈によって「とても、非常に」ではなく「(嘘ではなく)本当に」という意味を持つこともあります。つまり、日本語の「本当に」と同様に、「程度」を表すこともあれば「(嘘ではなく)真実である」という意味を表すこともあります。

He is really sick.

He is very sick.

彼はとても具合が悪い。

「He is really sick」の場合、文脈によっては「彼は(仮病ではなく)本当に具合が悪い」というように解釈されることもあります。

副詞を修飾する場合:

両単語とも「とても、非常に」という意味になり、入れ替えて使用することが可能です。

He acted really selfishly.

He acted very selfishly.

彼はとても自分勝手な行動をとった。

動詞を修飾する場合:

「really」は動詞を修飾することができますが、「very」はできません。

尚、この場合「really」は「とても、非常に」と「(嘘ではなく)本当に」と両方の意味を持つことが可能です。

He really likes puzzles.

彼はとてもパズルが好きだ。
彼は(嘘ではなく)本当にパズルが好きだ。

He very likes puzzles. X

難易度:7/10
関連リンク:「so」と「very」の違いは何ですか?

「I’ll not」と「I won’t」を入れ替えて使用することは可能ですか?

どちらも「I will not」の短縮形であり、入れ替えて使用が可能です。

但し、「I won’t」の方が一般的に使用されます。

I’ll not watch that movie. 〇

I won’t watch that movie. ◎

主語「I」以外の代名詞の場合でも同じです。

You’ll not watch that movie. 〇

You won’t watch that movie. ◎

He’ll not watch that movie. 〇

He won’t watch that movie. ◎

They’ll not watch that movie. 〇

They won’t watch that movie. ◎

We’ll not watch that movie. 〇

We won’t watch that movie. ◎

参考:The Longman Grammar of Spoken and Written English
難易度:6/10

関連リンク:「I’ve not」と「I haven’t」を入れ替えて使用することは可能ですか?

「わざと〜をした」といいたい場合、どのようにいえば良いですか?

一般的に、「わざと」という意味を持つ以下の副詞を使用して表します。

「intentionally」

「deliberately」

「purposefully」

尚、これらの副詞は一般的に主動詞の前に置かれ、動詞を修飾します。

従って、「Aさんはわざと〜をした」といいたい場合は、以下のように表します。

Aさん(主語)+ intentionally(副詞)+ したこと(動詞の過去形)」

※「intentionally」は「deliberately」または「purposefully」と入れ替えることも可能です

Adam intentionally lied.

Adamはわざと嘘をついた。

Adam intentionally missed the shot.

Adamはわざとシュートを外した。

これらの副詞の代わりに副詞句「on purpose」を使用することも可能です。この場合、「on purpose」は節の終わりに置かれます。

Adam lied on purpose.

Adam missed the shot on purpose.

難易度:6/10
関連リンク:「〜をするところだった」といいたい場合、どのようにいえば良いでしょうか?

「それは〇〇の価値がある」といいたい場合、「it’s worth」と「its worth」のどちらを使用して表すことができますか?

日本語訳「それは〇〇の価値がある」に合わせて表す場合は、「it’s worth」を使用します。但し、「its worth」を使用して別の同じような意味を持つ表現も可能です。

①「it’s worth」の場合、「worth」は形容詞になります。

It’s worth $100.

それは100ドルの価値がある。

尚、主語「it」を一般名詞に変えた場合は、以下の通りになります。

The stamp is worth $100.

その切手は100ドルの価値がある。

② 「its worth」の場合、「worth」は名詞になります。

Its worth is $100.

それの価値は100ドルである。

また、主語である所有格「its」を一般名詞に変えた場合は、以下の通りになります。

The stamp’s worth is $100.

その切手の価値は100ドルである。

難易度:6/10
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「何とか〜することができた」といいたい場合、どのように表しますか?

一般的に動詞「manage」または副詞「somehow」を使用して表します。

動詞「manage」を使用した場合:

主語managed(動詞「manage」の過去形)+ to + 動詞の原形

He managed to acquire the contract.

彼はその契約を何とか獲得することができた。

副詞「somehow」を使用した場合:

主語somehow動詞の過去形
※「somehow」は節の終わりに置くことも可能です

He somehow acquired the contract.

He acquired the contract somehow.

彼はその契約を何とか獲得することができた。

尚、動詞「manage」または副詞「somehow」の片方のみを使用した場合と意味は変わりませんが、両方を使用する人もいます。

He somehow managed to acquire the deal.

He managed to acquire the deal somehow.

難易度:6/10
関連リンク:質問する時に「some」と「any」を区別する必要はありますか?

「電車に乗った」といいたい場合、ride/take/catch/getのうち、どの動詞を使用して表すのが適切ですか?

いずれの動詞も使用可能ですが、意味合いが異なります。従って、文脈によって使い分ける必要があります。

動詞「ride」の過去形を使用した場合:

I rode the train = 電車に乗った/電車で移動した

I rode the bullet train from Nagoya to Hiroshima during my vacation.

私は休暇中に、名古屋から広島まで新幹線に乗った(で移動した)。

動詞「take」の過去形を使用した場合:

I took the train = 電車に乗った/電車を使用した

I took the train to go to my client’s office.

私は電車に乗って(を使用して)クライアントのオフィスに行った。

動詞「catch」の過去形を使用した場合:

I caught the train = 電車に乗った/電車に間に合った

I caught the last train, so I didn’t have to take a taxi.

私は終電に乗った(に間に合った)ので、タクシーを使用する必要がなかった。

動詞「get」の過去形を使用した場合:

I got on the train = 電車に乗った/電車に乗り込んだ

I got on the train before the doors closed.

私はドアが閉まる前に電車に乗った(に乗り込んだ)。
※「get」の場合は句動詞である為、目的語「the train」の前に前置詞「on」が必要です

難易度:8/10
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「quarter」は「1/4」という意味なのに、なぜトーナメントなどで8チームが残っているにも関わらず、「準々決勝」のことを「quarterfinals」というのですか?

「残っている8チーム 」ではなく、「残っている8チームによる4つの試合」を表す為、「quarterfinals」になります。同様に、「準決勝」は「1/2」という意味を持つ接頭辞「semi」を使用して、「semifinals」となります。

因みに、32チーム出場のトーナメントの場合、「第一回戦」のことは「first round」または、「round of 32」といい、「第2回戦」のことを「second round」または、「round of 16」といいます。

難易度:7/10
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