「a lot」は文のどこに位置されますか?

文での役割によって位置が異なります。以下をご参照ください。

a lot」が副詞句の場合:

自動詞の節を修飾する場合、自動詞の後にきます。

He talks a lot.

彼はたくさん話す。

他動詞の節を修飾する場合、目的語の後にきます。

She studies math a lot.

彼女は数学をたくさん勉強する。

a lot」が名詞句の場合:

他動詞目的語の場合、その他動詞の後にきます。

He drinks a lot (of alcohol).

彼はたくさん(のお酒を)飲む。

主語の場合、動詞の前にきます。

A lot (of information) isn’t necessarily good.

たくさん(の情報)は良いとは限らない。

a lotが「of」を伴った限量詞句の場合:

名詞の前にきます。

The drink contains a lot of sugar.

その飲み物は、たくさんの砂糖を含んでいる。

難易度:6/10
関連リンク:「a lot of」と「lots of」の違いは何ですか?

「short run」と「short-run」に違いはありますか?

以下のように文での役割が異なります。

①「short run」( 「-(ハイフン)」無し)の場合:

形容詞「short」が名詞「run」を修飾して、「短期、短い期間」という意味を持つ名詞句になります。

The company will reap benefits from this investment in the short run.

その会社はこの投資から短期で利益を得るだろう。

②「short-run」(「-(ハイフン)」有り)の場合:

「短期的な、短期の〜」という意味を持つ複合形容詞(複数語からなる形容詞)になります。従って、名詞を修飾する場合に使用されます。

The new CEO is more focused on short-run profitability.

その新しいCEOは短期的な収益性をより重視している。

難易度:6/10
関連リンク:「長い期間」を表したい場合、「long term」と「long-term」、どちらが正しいですか?

「as tall as me」と「as tall as I」、どちらが正しいですか?

どちらも正しいです。二つ目の「as」の品詞(前置詞接続詞)により続く単語が決まります。

二つ目のas」が前置詞の場合:

前置詞の後には名詞(句)のみを続けることができるので、「me」が続きます。

He is as tall as me.

二つ目のas」が接続詞場合

接続詞の後には節(主語 + 動詞)のみを続けることができるので、「I am」が続きます。尚、動詞「am」は口語では省略されることが多いです。

He is as tall as I (am).

口語では、「as me」の方が「as I」よりよく使用されます。

難易度:7/10
関連リンク:「taller than me」と「taller than I」、どちらが正しいですか?

「comeback」と「come back」は入れ替えて使用することは可能ですか?

「comeback」の場合、名詞または形容詞になります。また、「come back」のように二つの単語で表す場合、句動詞になります。従って、入れ替えて使用することはできません。

comeback」が名詞の場合:

Everyone is waiting for his comeback.

みんな彼の復帰を待っている。

comeback」が形容詞の場合:

The tickets for the player’s comeback game are already sold out.

その選手の復帰試合のチケットは既に完売している。

come back句動詞の場合:

Everyone at the office is waiting for him to come back to work.

職場の皆は、彼が仕事に復帰するのを待っている。

難易度:6/10
関連リンク:レストランなどでよく耳にする「goes with」と「comes with」の違いは何ですか?

「too much」は文のどこに位置されますか?

文での役割によって位置が異なります。以下をご参照ください。

①「too much」が副詞句の場合:

自動詞の節を修飾する場合、自動詞の後にきます。

He talks too much.

彼は話しすぎる。

他動詞の節を修飾する場合、目的語の後にきます。

She plays games too much.

彼女はゲームをしすぎる。

②「too much」が名詞句の場合:

目的語の場合、他動詞の後にきます。

He drinks too much (alcohol).

彼は(お酒を)飲みすぎる。

主語の場合、動詞の前にきます。

Too much (confidence) isn’t good.

過剰(な自信)は良くない。

③「too much」が限量詞句の場合:

名詞の前にきます。

The drink contains too much sugar.

※「too much」は不可算名詞の修飾にのみ使用されます

その飲み物は、過剰の砂糖を含んでいる。

④「too much」が形容詞句の場合:

動詞の後にきます。

He is too much (to handle).

彼は手に負えない。

難易度:7/10
関連リンク:「a lot of」と「lots of」の違いは何ですか?

「long run」と「long-run」に違いはありますか?

以下のように文での役割が異なります。

long run」( (ハイフン)」無し)の場合:

形容詞「long」が名詞「run」を修飾して、「長期、長い期間 」という意味を持つ名詞句になります。

The company will reap benefits from this investment in the long run.

その会社はこの投資から長期で利益を得るだろう。

long-run」(「(ハイフン)」有り)の場合:

「長期的な、長期の〜」という意味を持つ複合形容詞(複数語からなる形容詞)になります。従って、名詞を修飾する場合に使用されます。

The new CEO is more focused on long-run cost performance.

新しいCEOは長期的な費用対効果をより重視している。

難易度:6/10
関連リンク:「short term」と「short-term」に違いはありますか?

「check-in」と「check in」の両方を見かけますが、入れ替えて使用することは可能ですか?

いいえ、入れ替えて使用することはできません。

「check-in」の場合、名詞または形容詞になります。また、「check in」のように二つの単語で表す場合、句動詞になります。

check-in」が名詞の場合:

There was a problem with the check-in.

チェックインに問題があった。

check-in」が形容詞の場合:

He’s looking for the check-in button on his app.

彼は、アプリでチェックインする為のボタンを探している。

※「checkout」、「checkup」は一単語として使用されますが、「checkin」は使用されません

check in(句動詞)の場合:

He always checks in to his flights from his smartphone.

彼はいつもスマホから飛行機にチェックインをしている。

参考:Grammarist

難易度:7/10
関連リンク:「login」と「log in」の両方を見かけますが、入れ替えて使用することは可能ですか?

「short term」と「short-term」に違いはありますか?

以下のように文での役割が異なります。

①「short term」( 「-(ハイフン)」無し)の場合:

形容詞「short(短い)」が名詞「term(期間)」を修飾して、「短期、短い期間 」という意味を持つ名詞句になります。

The company will struggle at least in the short term.

その会社は、少なくとも短期では苦戦するだろう。

②「short-term」(「-(ハイフン)」有り)の場合:

「短期的な、短期の〜」という意味を持つ複合形容詞(複数語からなる形容詞)になります。従って、名詞を修飾する場合に使用されます。

The new CEO is more focused on short-term goals.

新しいCEOは短期的な目標をより重視している。

難易度:6/10
関連リンク:年齢を表す際に、「-(ハイフン)」が入っている場合と入ってない場合を見かけるのですが、それらの違いはなんですか?

「no」の後には可算名詞と不可算名詞のどちらを続けることができますか?

「no」の後には可算名詞単数形/複数形)、不可算名詞、どちらも続けることが可能です。

①「no」の後に続く名詞が単数形可算名詞の場合、「not a(一つない)」という意味を持ちます。

He has no passport.

彼はパスポートを持っていない。

※パスポートは一般的に1人一冊しか持っていない為

②「no」の後に続く名詞が複数形可算名詞の場合、「not any(一つない、全然ない)」いう意味を持ちます。

He has no apps on his smartphone.

彼はスマホに全然アプリを持っていない。

※スマホに複数個持っていてもおかしくないアプリを全然(一個も)持っていない

尚、「no」の後に続く名詞が同じ可算名詞でも、単数形複数形かによって、意味が異なります。

There’s no problem with the data.

そのデータには問題がない。

There are no problems with the data.

そのデータには全然問題がない。

③「no」の後に続く名詞が不可算名詞の場合、数関係なく「ない」という意味を持ちます。

There’s no water in the well.

その井戸には水がない。

難易度:7/10
関連リンク:「none」は単数扱いですか?それとも複数扱いですか?