句動詞「drop off」を使用して「車で私の友達を送る」といいたい場合、「drop my friend off」と「drop off my friend」のどちらが正しいですか?

どちらも正しいです。「drop off」の目的語が「my friend」のような一般名詞(句)である場合、目的語は「drop」と「off」の間、「drop off」の後、どちらに置くことも可能です。

drop my friend off ◯

drop off my friend ◯

但し、目的語「my friend」を「him」のような代名詞と入れ替えた場合、「him」は「drop」と「off」の間に置く必要があります。

drop him off ◯

drop off him X

難易度:7/10
関連リンク:「take off」は自動詞の句動詞ですか?それとも他動詞の句動詞ですか?

「He doesn’t always eat breakfast」と「He always doesn’t eat breakfast」の違いは何ですか?

「always」は「いつも、常に」という意味を持つ副詞であり、動詞、形容詞、別の副詞、または文全体を修飾することが可能です。従って、文中のどの品詞の単語を修飾するかにより、文の意味に違いが生じます。

always」が否定を意味する「doesn’tの後に来る場合、「いつも〜する訳ではない」という意味になります。

He doesn’t always eat breakfast.

彼は、いつも朝食を食べる訳ではない。

always」が否定を意味する「doesn’tの前に来る場合、「いつも〜しない」という意味になります。

He always doesn’t eat breakfast.

彼は、いつも朝食を食べない。

※「決してない、絶対ない」という意味を持つ副詞「never」で動詞「eat」を修飾して同じような意味を表すことも可能です。

He never eats breakfast.

彼は、決して朝食を食べない。

難易度:6/10
関連リンク:「I really don’t like him」と「I don’t really like him」の違いは何ですか?

「very」は副詞ですか?それとも形容詞ですか?

「very」は副詞でもあり、形容詞でもあります。
副詞の場合、一般的に「とても、非常に」という意味で使用され 、
形容詞の場合、一般的に「まさに、まさしく」という意味で使用されます。

He made a very big mistake.(副詞「very」は、形容詞「big」を修飾しています)

彼は、とても大きいミスを犯した。

He made the very mistake that we warned.(形容詞「very」は、名詞「mistake」を修飾しています)

彼は、まさに私たちが注意したミスを犯した。

難易度:6/10
関連リンク:「fast」は形容詞と副詞、どちらですか?

「I don’t know what you’re talking about」の様に文の最後に前置詞を使用することは可能ですか?

はい、可能です。この文の場合は、ないと不完全な文になってしまいます。
文によって、前置詞が最後に①必ず必要な場合と、②必ずしも必要ない場合があります。

前置詞必ず必要な場合:

I don’t know what you’re talking about.
(私は、あなたが何の話をしているのか分かりません)

I don’t know what you’re talking.

前置詞ずしも必要ない場合:

I don’t know where he’s headed.

I don’t know where he’s headed to.
(私は、彼がどこに向かっているのか分からない)
※前置詞「to」を付けると、カジュアルな表現になります

因みに、前置詞の意味も持つ副詞が、句動詞の一部として文の最後に使用されている場合もあります。

The project had many flaws, but they carried on.
(そのプロジェクトにはたくさんの欠陥があったが、彼らは継続した)
※上記の「on」は、動詞「hold」と副詞「on」で構成される句動詞「hold on」の副詞の部分になります

難易度:7/10
関連リンク:疑問文「Who are you going to the event with?」の文の最後の前置詞「with」は必要ですか?

「(人が)直接会う」という意味で使用される表現は、「in person」と「in-person」のどちらが正しいですか?

どちらも正しいですが、品詞が異なります。

①「in person」は、前置詞in」と名詞person」で構成される副詞句となります。

We conduct job interviews in person.

私たちは、採用面接を直接会って行う。

②「in-person」の様に「in」と「person」の間に「-(ハイフン)」が入る場合は、形容詞となります。

We conduct an in-person interview when hiring.

私たちは、採用時に対面の面接を行う。

難易度:6/10
関連リンク:「長い期間」を表したい場合、「long term」と「long-term」、どちらが正しいですか?

句動詞「pick up」を使用して「私の友達を車で迎えに行く」といいたい場合、「pick my friend up」と「pick up my friend」のどちらが正しいですか?

どちらも正しいです。「pick up」の目的語が「my friend」のように一般名詞(句)である場合、目的語は「pick」と「up」の間、「pick up」の後、どちらでも大丈夫です。

pick my friend up ◯

pick up my friend ◯

但し、目的語「my friend」を「him」のような代名詞と入れ替えた場合、「him」は「pick」と「up」の間に置かれる必要があります。

pick him up ◯

pick up him X

難易度:7/10
関連リンク:句動詞「pick up」を使用して「ゴミを拾う」といいたい場合、「pick the trash up」と「pick up the trash」のどちらが正しいですか?

「fast」は形容詞と副詞、どちらですか?

「fast」は形容詞でもあり、副詞でもあります。

形容詞の場合、一般的に「速い」という意味で使用され 、
副詞の場合、一般的に「速く」という意味で使用されます。

The car is fast. (形容詞「fast」は、主語「car」の補語になります/叙述用法)

その車は速い。

The fast car passed by. (形容詞「fast」は、名詞「car」を修飾しています/限定用法)

速い車が通り過ぎた。

The car runs fast.(副詞「fast」は、動詞「run」を修飾しています)

その車は速く走る。

※「fast」は、動詞で「断食する」という意味もあります
(「fasting」は、名詞で「断食」という意味になります)

難易度:6/10
関連リンク:「quick」と「quickly」の違いは何ですか?

疑問文「Who are you going to the event with?」の文の最後の前置詞「with」は必要ですか?

はい、必要です。ないと不完全な疑問文になってしまいます。
疑問文によって、前置詞が最後に①必要な場合、②必要ない場合、③有無で意味が変わらない場合、 ④有無で意味が変わる場合、があります。

前置詞が必要な場合:

Who are you going to the event with?
(あなたは、誰とそのイベントに行きますか? )

Who are you going to the event? 

前置詞が必要ない場合:

Where did you leave it at? 

Where did you leave it?
(あなたは、それをどこに置いてきましたか?)

前置詞の有無で意味が変わらない場合:

Where are you headed?
(あなたはどこへ向かうのですか?)

Where are you headed to?
(あなたはどこへ向かうの?)
*前置詞「to」を付けると、カジュアルな表現になります

前置詞の有無で意味が変わる場合:

Where are you?
(あなたは、今どちらにいますか?)

Where are you from?
(あなたは、どちら出身ですか?)

疑問文が句動詞で終わる場合:

Can you hold on?
(待ってもらえますか?)
*上記の「on」は、動詞「hold」と副詞「on」で構成される句動詞「hold on」の副詞の部分になります

難易度:9/10
関連リンク:「午後7時頃」といいたい場合、「at around 7 p.m.」で合っていますか?

「本当に大きな問題」は、「a really big problem」と「really a big problem」のどちらが正しいですか?

「本当に大きな問題」は、「a really big problem」が正しいです。
尚、「really a big problem」は、「実際には大きな問題」という意味になります。このように、「really」は文のどこに置かれるかにより意味に違いが生じます。

It’s a really big problem.

それは、本当に大きな問題である。

It’s really a big problem.

それは、実際には大きな問題である。

難易度:8/10
関連リンク:「とても、非常に」という意味を持つ「really」と「very」ですが、入れ替えて使用することは可能ですか?

句動詞「pick up」を使用して「ゴミを拾う」といいたい場合、「pick the trash up」と「pick up the trash」のどちらが正しいですか?

どちらも正しいです。「pick up」の目的語が「the trash」のように一般名詞(句)である場合、目的語は「pick」と「up」の間、「pick up」の後、どちらでも大丈夫です。

pick the trash up ◯

pick up the trash ◯

但し、目的語「the trash」を「it」のような代名詞と入れ替えた場合、「it」は「pick」と「up」の間に置かれる必要があります。

pick it up ◯

pick up it X

難易度:7/10
関連リンク:句動詞「throw away」を使用して「ゴミを(投げ)捨てる」といいたい場合、「throw the trash away」と「throw away the trash」のどちらが正しいですか?