「:(コロン)」はどのように使用しますか?

「:(コロン)」の用法は以下の通りになります。

① 一つ以上のアイテム(名詞、名詞句)を紹介する場合に使用されます。

I have to buy the following items: cereal, milk and yogurt.
※固有名詞でない限り、「:」の後のアイテムは小文字で始まります

リストが動詞または前置詞の直後に来る場合は、使用されません。

I have to buy: cereal, milk and yogurt. X

上記の場合、「:」を使用せずに文になります。

I have to buy cereal, milk and yogurt. ◯

② 論理的に関連している二つの独立節(主語と動詞を含み、一つの文として成り立つ)を接続する場合に使用されます。

二つ目の文が一つ目の文の内容をまとめたり、説明したりする場合に「.」の代わりに使用されます。

I don’t like Mike: he is loud and annoying.
※固有名詞でない限り、「:」の後のアイテムは小文字から始まります。

上記の文の場合、「I don’t like Mike」と「he is loud and annoying」は共に独立節であり、(二つ目の文)「he is loud and annoying」が(一つ目の文)「I don’t like Mike」の理由を説明しています。

③ 一般的に「,」に続いて引用文は紹介されますが、代わりに「:」を使用することも可能です。主に長い、または二つの文章を引用する場合に使用されます。

The teacher said: “Don’t be late tomorrow because we’ll have a test. Also, don’t forget to bring your calculators.”
※「:」の後の引用文は大文字から始まります

また、記号などとして非文法的に使用される場合もあります。

-時間(Let’s meet at 7:35 p.m.)

-比率(The ratio of males and females is 5:5)

-聖書(John 3:16)

-サブタイトルとタイトルを分けるため(Star Wars: The Last Jedi)

-ビジネスやフォーマルな手紙の挨拶で、宛先の後に使用されます(To whom it may concern:)

難易度:8/10
関連リンク:文中の「; however,」と「, however,」、どちらが正しいですか?

手紙やメールの挨拶で、「Dear 〇〇:」と「Dear 〇〇,」の両方を見かけますが、どちらの句読点が正しいですか?

どちらも正しいですが、使い分ける必要があります。「:(コロン)」は、フォーマルな書面(手紙、メール)に使用されます。一方、「,(コンマ)」は、カジュアルな書面に使用されます。

フォーマルな書面:

Dear John:

Thank you for agreeing to continue our partnership for another year.

※「:(コロン)」を「;(セミコロン)」に入れ替えることはできません

カジュアルな書面:

Dear John,

Congratulations on your new baby!

難易度:5/10
関連リンク:

比率を表す際の記号「:(コロン)」はどのように読みますか?

「:」は「to」と読みます。尚、「4:3」は「four-to-three」と読みます。

In general, the ratio of espresso to hot milk is 1:3 (one-to-three) in a latte.

一般的にラテの場合、エスプレッソとホットミルクの比率は1対3です。

難易度:4/10
関連リンク:英語で分数はどのように読みますか?

時間を表す「8:07」はどのように読めばよいですか?

「eight-oh-seven」と読みます。

時間「XX:01」〜「XX:09」は、以下のように表わします。

数字oh数字

従って、時間「8:01」〜「8:09」は、以下のように表わします。

8:01 = eightohone
|
8:05 = eightohfive
|
8:09 = eightohnine

尚、時間「XX:10」〜「XX:59」は、以下のように表わします。

数字数字

従って、時間「8:10」〜「8:59」は、以下のように表わします。

8:10 = eightten
|
8:30 = eightthirty
|
8:59 = eightfifty nine

また、「午前」か「午後」かを明確にしたい場合は、「a.m.」または「p.m.」を時間の後に付けます。

8:07 a.m. = eightohseven a.m.

8:59 p.m. = eightfifty nine p.m.

難易度:—
関連リンク:「午後5時」といいたい場合、「5 o’clock p.m.」で合っていますか?

「午後5時」といいたい場合、「5 o’clock p.m.」で合っていますか?

いいえ、「5 p.m.」または、「5 o’clock in the afternoon」になります。「O’clock」は「〜時」という意味を持ちます。また、「p.m.」にも「午後〜時」という意味がある為、「XX o’clock p.m.」だと「〜時」の部分が重複してしまいます。

5 o’clock = 5時
5 p.m. = 午後5時
5 o’clock p.m. = 午後5時 X

「5 o’clock」を「a.m./p.m.」を使用せずに、「午前」または「午後」を明確にしたい場合、「in the morning」または「in the afternoon(夕方)」を加えます。

I woke up at 5 o’clock in the morning today.

I woke up at 5 a.m. today.

私は今日、午前5時に起きました。

I went home at 5 o’clock in the afternoon today.

I went home at 5 p.m. today.

私は今日、午後5時に家に帰りました。

尚、一般的に「午後6時〜午前0時」は、「in the afternoon」の代わりに「in the evening」または「at night」が使用されます。

The kids went to sleep at 10 o’clock in the evening.

難易度:5/10
関連リンク:「Evening」と「night」、時間的に遅いのは?

「以下の通り」という意味を持つ「as follows」ですが、文の主語が複数の場合、「as follow」になりますか?

いいえ、「as follows」はイディオムであり、この場合「follow」は動詞ではない為、三人称複数形にする必要はありません。従って、文の主語が単数であっても複数であっても、「as follows」になります。
※一般的に「:(コロン)」が後に使用されます。

文の主語が単数の場合:

The appointment time is as follows:

Monday, October 29th at 4 p.m.

文の主語が複数の場合:

The available days and times are as follows:

1. Monday, October 29th at 4 p.m.

2. Tuesday, October 30th at 4 p.m.

難易度:6/10
関連リンク:「本社」は、「headquarter」? それとも、「headquarters」?