「Fun」と「 funny」の違いは何ですか?

両方とも「面白い」と言う意味を持つ形容詞ですが、「面白い」のニュアンスに違いがあります。「Fun」は一般的な「楽しい」と言う意味であり、「funny」は「おかしい」、「笑わせる」と言う意味を持ちます。

Sam is a fun classmate.

Samは一緒にいて楽しいクラスメイトである。

Sam is a funny classmate.

Samは笑わせてくれるクラスメイトである。

また、「私は楽しい時間を過ごした」と言いたい場合は、以下になります。

I had a fun time. ◯

I had a funny time. X

難易度:6/10
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「Sometime」と「someday」の違いは何ですか?

両方とも「いつか」と言う意味を持ちますが、「sometime」は「思い付いた時に」、「近いうちに」と言うニュアンスがあり、日常的な行動に使用されます。一方、「someday」は「いつの日か」、「遠い未来」と言うニュアンスを持ち、大きな出来事などに使用されます。

①「Sometime」は「誰かに電話をする」など、日常的な行動に使用されます。

I will give you a call sometime. ◯

I will give you a call someday. (間違ってはいませんが、いつか遠い未来と言うニュアンスになります)

②「私はいつか結婚したい」と言いたい場合、以下のようになります。

I want to get married sometime. X

I want to get married someday.  ◯

難易度:6/10
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「Toward」と「towards」の違いは何ですか?

両方とも「何かへの方向」または「(位置・時間)に近い」と言う意味を持つ前置詞です。また、使用方法に違いはありません。口語では同じぐらい使用されますが、文語の場合は違いがあります。アメリカ英語では「toward」がよく使用され、イギリス英語では「towards」がより使用されます。

The boy ran toward the ball. ◯(米)

The boy ran towards the ball.  ◯(英)

※「Afterward」、「backward」、「downward」、「upward」のように他に「ward」で終わる単語も同じです。

難易度:6/10
関連リンク:「Beside」と「besides」の違いは何ですか?

「outdoor」と「outdoors」の違いは何ですか?

「outdoor」は形容詞であり、「外(アウトドア)の〜」という意味を持ちます。

He likes to play outdoor sports.

彼は、アウトドアスポーツをするのが好きです。

「outdoors」は副詞 であり、「外で(屋外)」という意味を持ちます。

He likes to play outdoors.

彼は、外で遊ぶのが好きです。

また、冠詞の「the」+「outdoors」の場合、「アウトドア」と言う意味を持つ名詞になります。

He likes the outdoors.

彼は、アウトドアが好きです。

※「Indoor(形容詞)」、「indoors(副詞)」、「the indoors(名詞)」も同じようになります。

難易度:6/10
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「Much」と「many」の違いは何ですか?

両方とも日本語に訳すと「たくさん、多く」と言う意味になりますが、使われ方に違いがあります。「Much」は単数の不可算名詞に使用されますが、「many」は複数の可算名詞に使用されます。尚、「much」と「many」は質問や否定を示す場合によく使用されます。

Are many people coming to the party?

たくさんの人がパーティーに来るの?

I don’t have much time to prepare for the meeting.

私は会議の準備をする時間があまりない。

 

フォーマルな場面では、肯定文として使用されることもあります。

There is much support for the new proposed law.

新しい法案にたくさんの支持が集まっている。

Many world leaders expressed their concerns about the world economy.

多くの国家首脳が世界経済に対する懸念を表明した。

 

カジュアルな場面では、「a lot of」や「lots of」が使用されます。

I have a lot of homework to do.(単数の不可算名詞:「much」の代わりに「a lot of」)

Lots of guests came to the party. (複数の可算名詞:「many」の代わりに「lots of」)

難易度:6/10
関連リンク:「A lot of 」と「lots of」の違いは何ですか?

「Beside」と「besides」の違いは何ですか?

「Beside」は「〜の隣、そばに」と言う意味を持つ前置詞です。従って、後に続くのは名詞になります。「Besides」は、「〜に加えて、さらに」と言う意味を持つ前置詞または、連結動詞です。

① 「Beside」の例:

He put the pencil beside the eraser.

彼は鉛筆を消しゴムの隣に置いた。

② 「Besides」が前置詞である例:

Besides Wednesday, they’re available on Thursday.

水曜日に加えて、彼らは木曜日も空いている。

※否定文では、反対の「~以外で」の意味になります。

No one is going besides John.

John以外、誰も行かない。

③「Besides」が連結動詞である例:

That stock is expensive and, besides, it’s too risky.

その株は、(株価)が高過ぎる。さらにそれはリスクが高い。

※連結動詞として使用される場合、「besides」の前後にコンマを入れる必要があります。

難易度:7/10
関連リンク:前置詞の「besides」と「except」の違いは何ですか?

「By」と「until」の違いは何ですか?

「By」と「until」はそれぞれ日本語の「までに」と「まで」の意味を持つ前置詞です。「By」は、「finish」や「send」など一定時点に動作が終了する動詞の場合に使用されます。また、「until」は「stay」や「work」など一定時点まで動作が継続する動詞の場合に使用されます。

The letter needs to be sent by Tuesday.

手紙を火曜日までに送られる必要があります。

I’m going to work until 8 p.m. tonight.

私は今夜8時まで働きます。

難易度:5/10
関連リンク:「Till」と「until」の違いは?

「first」と「firstly」に違いはありますか?

「一番に」と要点の順番を示すために、「first」と「firstly」は同じように使用されます。また、「firstly」の方が「first」よりフォーマルです。しかし、「sixthly」など紹介する要点が多い場合、口説い印象を与えてしまうので、「-ly」なしで統一して紹介する方が良いでしょう。

First, the building will be demolished. ◯

Firstly, the building will be demolished.  ◯

Second, the bulldozers will even out the ground.  ◯

Secondly, the bulldozers will even out the ground.  ◯

Sixth, the windows will be installed.  ◯

Sixthly, the windows will be installed.  △

また、「at first」は「初めに、先ずは」と言う意味を持ちますが、上記二つの単語と同じようには使用できません。「at first」は、時間の経過により起こる対比に使用されます。

At first, he was upset but after he got a candy, he was happy.

初めは彼は落ち込んでいたが、キャンディーをもらったら機嫌が良くなった。

難易度:5/10
関連リンク:「In the end」と「at last」の違いは何ですか?

「Every day」と 「all day」の違いは何ですか?

「Every day」は「毎日」であり、「all day」は「一日中」となります。
※「All day」のことを「the whole day」とも言います。

I eat breakfast at 8 a.m. every day.

私は毎日午前8時に朝食を食べています。

I’m on my feet all day.

私は一日中立ちっぱなしである。

難易度:1/10
関連リンク:「Every day」と「everyday」の違いは何ですか?

関係代名詞の「that」と「which」の違いは何ですか?

両方とも関係代名詞ですが、「that」は制限節(文全体に影響を与える必要な情報を挿入する節)を紹介する時に使用され、「which」は非制限節(文全体に影響を与えることのない追加情報を挿入する節)を紹介する時に使用されます。

① 「That」を使用する制限節の場合、「that」の後に来る情報があるかないかで、文章の意味が変わってしまいます。

All shirts that have special price tags are on sale.

特別な値札が付いている全シャツはセールになっている。

All shirts that have special price tags are on sale.

全シャツはセールになっている。

「That」の後に来る「特別な値札が付いている」と言う情報があるかないかで、本文章が伝えたい意味が変わってしまいます。

② 「Which」を使用する非制限節の場合、「which」の後に来る情報は追加情報であり、あってもなくても、別に文章の意味は変わりません。

Apple, which is a global company, has stores in 20 countries.

グローバルな会社であるAppleは、20ヶ国に店を持つ。

Apple, which is a global brand, has stores in 20 countries.

Appleは、20ヶ国に店を持つ。

「Which」の後に来る「グローバルな会社である」と言う情報があってもなくても、別に本文章が伝えたい意味が変わりません。

※「Which」の非制限節の場合、「which」から始まる節の前後に「,」が必要となります。

難易度:6/10
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