「maybe」と「may be」の違いは何ですか?

①「Maybe」と一つの単語である場合は、「もしかしたら、たぶん」と言う意味を持つ副詞になります。

Maybe I’ll go to the store to buy some groceries later.

たぶん、私は食料品を買うために後で店に行きます。

②「May be」は、助動詞の「may」とbe動詞の原形「be」から成り、「〜かもしれない」と言う意味になります。

He may be confused.

彼は混乱しているかもしれない

上記の文の場合、「may be」の代わりに「maybe」を使用することはできません。動詞が無くなってしまうからです。

He maybe confused. X

「He」= 主語、「maybe」 = 副詞、「confused」 = 形容詞
※ Maybe he is confused なら可。

「Maybe」と「may be」のどちらを使っても、同じ意味を持つ文を作成することもできます。

Maybe he’s going to the party.

直訳:もしかしたら、彼はパーティーに行く。

He may be going to the party.

直訳:彼はパーティーに行くかもしれない

難易度:6/10
関連リンク:「Awhile」と「a while」の違いは?

「Not necessary」と「not necessarily」の違いは何ですか?

「Not necessary」は「必要ない」と言う意味ですが、「not necessarily」は「必ずしも〜と限らない、〜という訳でない」という意味になります。「Not necessary」は形容詞の「necessary(必要な)」の否定形です。一方、「not necessarily」は副詞の「necessarily(必然的な)」の否定形なので、文中で置く場所も異なります。

A calculator is not necessary to solve this math problem.

この数学の問題を解くのに計算機は必要でない
※「not necessary」は形容詞の役割を果たしています。

The highway is not necessarily crowded during the holidays.

休みの間、高速道路は混んでいるとは限らない
※「not necessarily」は、「crowded」にかかる副詞の役割を果たしています。

難易度:6/10
関連リンク:「Not just」と「just not」の違いは?

「will」と「would」の違いは何ですか?

「Will」と「would」は両方とも助動詞ですが、使用に違いがあります。

「Will」は主に以下のように使用されます。

① 確実に将来に起こる行動/出来事

I will be 25 years-old in 5 years.

私はあと5年で25歳になります。

② 瞬発的な判断

I will call the ambulance.

私は救急車を呼びます。

③ 約束

I will see him tomorrow at 10 a.m.

私は明日午前10時、彼に会う。

「Would」は主に以下のように使用されます。

① 招待

Would you like to come to my birthday party?

私の誕生日パーティーに来ますか?

② 依頼

Would you send this letter by today?

今日中にこの手紙を送って貰えますか?

③ 許可をもらう時

Would I be able to take tomorrow off?

明日、休暇を貰ってもいいですか?

④ 好みを示す場合

I would prefer to eat alone.

私は一人で食べるのが好きです。

⑤ 予定を調整する時

Would 6 p.m. work for you?

午後6時でも大丈夫ですか?

※「Will」と「would」は両方とも条件文(If節)に使用されます。

参考:Differencebetween.net

難易度:5/10
関連リンク:「Will」と「be動詞 + going to」の違いは?

「the number of people who eat」と「the number of people who eats」、どっちが正しいですか?

文章の主語は「the number」(単数扱い)ですが、「who」から始まる関係詞の文の主語は直前の名詞「people」です。「People」は、複数形の名詞である為、三人称複数の「s」をつけない「eat」が正解です。
※三人称複数の現現在形の「s」・・・文の主語が三人称(Iとyou以外)単数で、現在について話している場合、動詞の語尾に「s」をつけると言うルール。

The number of people who eat meat is decreasing.

また、文の主語「the number」が単数のため、対応する文中二つ目の動詞は「is」となります。

関係詞を取り除くと分かりやすくなります。

The number of people (who eat meat) is decreasing.

難易度:6/10
関連リンク:「50% of the people is」?それとも「50% of the people are」?

「team」と言う名詞の場合、動詞は単数扱いになりますか?

「team(チーム)」のように集合名詞である場合、一つの集団として行動を行うのか、またはその集団のメンバーが別々に違う行動を行うのかによって、動詞の扱いは変わります。もし「team」一丸として行動を行う場合は、単数扱いになります。

My hometown soccer team competes in the top league this season.

私の実家のサッカーチームは、今季トップリーグで闘う。

もし「team」のメンバーが別々に違う行動を行う場合は、複数扱いになります。

The soccer team are traveling in separate buses.

サッカーチームは、別々のバスで移動している。

※上記の場合、「team」が「member(メンバー)」で構成されていると言うことを覚えておくと良いでしょう。

The team (members) are traveling in separate buses.

チーム名(固有名詞)の場合は、動詞は三人称複数になります。

Los Angeles Lakers are playing tonight.

Los Angeles Lakersは、今夜プレイする。

主に使用される集合名詞:

Couple(カップル)
Army(軍隊)
Family(家族)
Herd/Pack(群れ)

参考:AP Stylebook

難易度:4/10
関連リンク:「Elderly」と言う単語は形容詞ですか、それとも名詞?

「may」と「might」の違いは何ですか?

may」と「might」は、ほとんど同じように使用され、言い換え可能です。文脈によりどちらかがより好まれることもありますが、間違いになることはありません。二つの単語の主な使用は以下の通りになります。

① 現在(近い未来)の可能性のことを表す場合に使用されます。

It may rain in the afternoon today.

It might rain in the afternoon today.

今日の午後に雨が降るかもしれない。

※ある文法の本によると、(何かが起こる/起こらないの)可能性がどちらかというと低い場合は「might」で、高い場合は「may」とあります。

② 過去の可能性のことを表す場合に「have」と一緒に使用されます。

I may have been drunk when I said that.

I might have been drunk when I said that.

それを言った時、私は酔っていたかもしれない。

③ 過去に起こりえたけど、実際に起こらなかったもの(出来事)を表す場合に関しては、「might have」の方が一般的に使用されます。偶に「may have」が使用される場合もあります。

If he had studied last night, his grades might have been better. ◯

If he had studied last night, his grades may have been better. △

もし彼が昨夜勉強をしていたら、彼の成績はもっと良かっただろう。

④ 丁寧に提案するときに使用されます。

You may want to try a different store.

You might want to try a different store.

(あなたは)別の店を当たって見た方が良いかも知れません。

⑤ 丁寧に許可を得る質問をするときに使用されますが、一般的に「may」が使用されます。「may」で既に丁寧であり、「might」はさらに丁寧である為、多くの場面では必要以上に丁寧になる可能性があります。

May I be excused? ◯

Might I be excused? △

席を外しても宜しいでしょうか?

参考:Merriam-Webster Dictionary

難易度:7/10
関連リンク:「Can」と「could」の違い

「To not be」と「not to be」の「not」の位置はどっちが正しいですか?

不定詞(to + 原形動詞)に否定の「not」を追加する場合、「to」の前後どちらに持って来ても大丈夫です。
※「be動詞」に限らず、どの動詞でも同じです。

The teacher warned the students not to be late. ◯

The teacher warned the students to not be late. ◯

先生は、生徒たちに遅刻しないよう警告した。

また、「to」と「原形動詞」の間に副詞を入れない方が良いと言う人もいますが、これは文法と言うより個人のスタイルによります。

To immediately go to work. ◯

To go immediately to work. ◯

記事などでは、一般的に不定詞を分けないスタイル(to go immediately)が使用されるので、分けないスタイルの方が無難です。

参考:Oxford Dictionaries

難易度:6/10
関連リンク:「Also」は文のどの位置に来ますか?

「They’re」、「their」、「there」の発音は全て似てますが、文法的にどう違いますか?

確かに口頭では区別がつきませんが、全て違う意味で、使用方法が異なるので、文を書く時には気を付けましょう。

①「They’re」は「they are」の省略であり、「彼らは(〜です)」と言う意味を持ちます。

「They(彼ら)」は、主語であり、「are(は)」は、現在形のbe動詞です。

They’re kind.
(They are kind.)

彼らは優しい。

また、現在進行形の文の始まりに使われます。

They’re playing soccer.
(They are playing soccer.)

彼らは、サッカーをしている。

②「Their」は所有代名詞であり、「彼らの」を表します。

It is their break time (now).

(今は)彼らの休憩時間である。

③「There」は、場所を示す副詞です。

The post office is there.

郵便局はそこです。

There is a car in the parking lot.

駐車場に車があります。

難易度:3/10
関連リンク:「It’s」と「its」の違いは何ですか?

「he’s」の省略は「he is」のみですか?

「he’s」の省略には、「he is」、「he has」と二つの可能性があります。
※「she’s」も同様です。

①「he is」の場合、「he(彼)」は主語で、「is(は)」は現在形のbe動詞です。

He’s a good friend.
(He is a good friend.)

彼は良い友達である。

また、現在進行形(be動詞 + 動詞の進行形)の文にも使われます。

He’s studying for a test.
(He is studying for a test.)

彼はテストのために勉強をしている。

② 「he has」の場合、現在完了形(has + 動詞の過去分詞形)の文の始まりとして使うことは出来ますが、普通動詞の「持っている」と言う意味で使用することは出来ません。

現在完了形の文の始まり(「he has」)の場合:

He’s been a school teacher for 10 years. ◯
(He has been a school teacher for 10 years.)

彼は学校の教師として10年勤めている。

動詞の「持っている」の意味の場合:

He’s two dogs. X

He has two dogs. ◯

難易度:3/10
関連リンク:「It’s」と「its」の違いは?

「You’re」と「your」の違いは何ですか?

①「You’re」は「you are」の省略形であり、「あなたは(~です)」と言う意味になります。「You(あなた)」は、主語であり、「are(は)」は、現在形のbe動詞です。

You’re tall.
(You are tall.)

あなたは背が高いです。

②「Your」は所有代名詞であり、「あなたの」という意味を持ちます。

Your shoes are cute.

あなたの靴は可愛い。

難易度:3/10
関連リンク:「He’s」と「his」の違いは?