「he couldn’t hear」と「he couldn’t have heard」の違いはなんですか?

助動詞「could」の否定形である「couldn’t」の場合、「〜をできなかった」という意味になります。従って、「he couldn’t hear」は「彼は聞こえなかった」という意味になります。

He couldn’t hear the ringtone because he was listening to music.

彼は音楽を聴いていたので、その着信音が聞こえなかった

一方、助動詞「could」の否定形である「couldn’t」の現在完了形の場合、「〜をできたはずがない」という意味になります。従って、「he couldn’t have heard」は「彼は聞こえたはずがない」という意味になります。

He couldn’t have heard the ringtone because he was listening to music.

彼は音楽を聴いていたので、その着信音が聞こえたはずがない

難易度:7/10
関連リンク:人に何かを依頼する時に使用される「can you」と「could you」に違いはありますか?

「〜をすることにした(〜をすることを決めた)」といいたい場合、どのようにいえば良いですか?

一般的に動詞「decide」の過去形を使用して表します。

主語 + decidedするのを決めたこと(to不定詞)」

He decided to retire.

彼は引退することを決めた。

尚、「〜をすることを(まだ)決めていない」といいたい場合、一般的に動詞「decide」の現在完了形の否定を使用して表します。

主語 + hasn’t/haven’t decidedするのを決めてないこと(to不定詞)」

He (still) hasn’t decided to retire.

He hasn’t decided to retire (yet).

彼は(まだ)引退することを決めていない。

※「still」または「yet」を使用すると「まだ」が強調されます。

難易度:6/10
関連リンク:「私は迷っている」といいたい場合、どのようにいえば良いですか?

「I’ll not」と「I won’t」を入れ替えて使用することは可能ですか?

どちらも「I will not」の短縮形であり、入れ替えて使用が可能です。

但し、「I won’t」の方が一般的に使用されます。

I’ll not watch that movie. 〇

I won’t watch that movie. ◎

主語「I」以外の代名詞の場合でも同じです。

You’ll not watch that movie. 〇

You won’t watch that movie. ◎

He’ll not watch that movie. 〇

He won’t watch that movie. ◎

They’ll not watch that movie. 〇

They won’t watch that movie. ◎

We’ll not watch that movie. 〇

We won’t watch that movie. ◎

参考:The Longman Grammar of Spoken and Written English
難易度:6/10

関連リンク:「I’ve not」と「I haven’t」を入れ替えて使用することは可能ですか?

「以前は〜であった、〜をしていた」を表す「used to」の否定形は、「didn’t use to」と「didn’t used to」のどちらが正しいですか?

どちらの表現も一般的に使用されています。

但し、「didn’t used to」は「didn’t」で既に過去形(の否定形)になっているので、動詞「use」も過去形「used」になるのは間違っていると考える人もいます。従って、試験などでは「didn’t use to」を使用する事が勧められています。

The river didn’t use to be that dirty.

The river didn’t used to be that dirty.(試験などでは使用しない方が良い)

その川は、以前はそれほど汚れていなかった。

He didn’t use to study.

He didn’t used to study.(試験などでは使用しない方が良い)

彼は、以前は勉強していなかった。

参考:Cambridge Dictionary

難易度:7/10
関連リンク:「I used」、「I used to」、「I am used to」の違いは何ですか?

「できる」という意味を持つ助動詞「can」の否定形である「can’t」、「cannot」、 「can not」はどのように使い分けられますか?

「Can’t」は「can not」の短縮形です。短縮形はカジュアルである為、AP Style(アメリカで採用されている記事を書く際の基準)では、過度の使用は避けるように推奨されています。また、契約書や学術論文には使用されません。

「Cannot」と「can not」は、一般的に入れ替えて使用できますが、通常は「cannot」が使用されます。尚、「can not」は、「できない」ことを(さらに)強調したい場合に使用されます。

You cannot leave the dirty socks on top of the washing machine.

(あなたは)汚れた靴下を洗濯機の上に置きっ放しにしてはいけません。

You can not run a red light!

(あなたは)赤信号を突っ切ってはいけません!

参考:AP Style

難易度:7/10
関連リンク:「Danger」、「warning」、「caution」、「notice」の違いは?

「Not necessary」と「not necessarily」の違いは何ですか?

「Not necessary」は「必要ない」と言う意味ですが、「not necessarily」は「必ずしも〜と限らない、〜という訳でない」という意味になります。「Not necessary」は形容詞の「necessary(必要な)」の否定形です。一方、「not necessarily」は副詞の「necessarily(必然的な)」の否定形なので、文中で置く場所も異なります。

A calculator is not necessary to solve this math problem.

この数学の問題を解くのに計算機は必要でない
※「not necessary」は形容詞の役割を果たしています。

The highway is not necessarily crowded during the holidays.

休みの間、高速道路は混んでいるとは限らない
※「not necessarily」は、「crowded」にかかる副詞の役割を果たしています。

難易度:6/10
関連リンク:「Not just」と「just not」の違いは?