「he isn’t」と「he’s not」を入れ替えて使用することは可能ですか?

どちらも「he is not」の短縮形であり、入れ替えて使用が可能です。

但し、「he’s not」の場合は、特に口頭だと「not」がはっきり発音される為、否定が強調されることもあります。

He isn’t a good listener.

He’s not a good listener.

他の短縮形についても、以下のように二通りの表現が可能です。

You aren’t a good listener.

You’re not a good listener.

They aren’t a good listener.

They’re not a good listener.

We aren’t a good listener.

We’re not a good listener.

※一般的に、フォーマルな書面では短縮形は使用されない為、「he is not」が使用されます

参考:italki.com

難易度:6/10
関連リンク:「できる」という意味を持つ助動詞「can」の否定形である「can’t」、「cannot」、 「can not」はどのように使い分けられますか?

「anymore」と「any more」は入れ替えて使用することはできますか?

文の中での役割も意味も異なる為、入れ替えて使用することはできません。

①「anymore」は副詞であり、「もう〜でない」という意味を持ちます。尚、節の終わりに来ます。

The shoes aren’t on sale anymore.

その靴はもうセール品ではない。

②「any more」は限定詞であり、否定又は疑問文で使用され「これ以上の〇〇」という意味を持ちます。尚、後に名詞が続きます。

I don’t need any more shoes.

私はもうこれ以上の靴はいらない。

Do you want any more cookies?

もう少しクッキーは如何ですか?

以下は、両単語を一つの文に使用した例文になります。

I can’t buy any more shoes because I don’t have space in my closet anymore.

もうクローゼットの中にスペースがないので、これ以上の靴は買うことができない。

※「any more」は「量」に対して使用され、「anymore」は「時間」に対して使用されます。

カジュアルな会話などで「any more」の後に形容詞が続き「もうこれ以上は〜」という意味になります。

We can’t get any more busy.

私たちはもうこれ以上忙しくなることは無理だ。

難易度:8/10
関連リンク:「あと5分」といいたい場合、「5 more minutes」と「more 5 minutes」、どちらが正しいですか?

「まだ」を意味する「still」と「yet」の使用方法に違いはありますか?

以下のような違いがあります。

①「still」は、肯定文否定文両方に使用することができます。

肯定文で使用される場合、「まだ(〜が続いている)」という意味になります。

The water is still hot.(その水は、まだ熱い)

否定文で使用される場合、「まだ(〜でない)」という意味になります。

The water still isn’t hot.(その水は、まだ熱くなっていない)

②「yet」は、肯定文には使用できず、否定文のみで使用することができます。

肯定文の場合(使用不可)

The water is hot yet. X

否定文で使用される場合、「まだ(〜でない)」という意味になります。

The water isn’t hot yet.(その水は、まだ熱くなっていない)

従って、否定文の場合、「still」と「yet」は共に「まだ(〜でない)」という意味で同じになります。

難易度:7/10
関連リンク:「still」と「yet」を疑問文で使用する場合、意味に違いはありますか?

形容詞と副詞の比較級と最上級を表す場合、それらの前に「more/most」を置く場合と、 語尾が「–er /–est」になる場合がありますが、どのように区別して使用すれば良いですか?

例外はありますが、以下の基本ルールがあります。

ルール ①: 音節が一つの形容詞または副詞の場合、単語の語尾が「–er /–est」になります。

「high(高い)」という形容詞の場合:

比較級:higher

最上級:highest

「 soon(すぐに)」という副詞の場合:

比較級:sooner

最上級:soonest

ルール ②: 音節が三つ以上の形容詞と「-ly」で終わる副詞の場合、単語の前に「more/most」を置きます。

「comfortable(心地良い)」という形容詞の場合:(音節:com-fort-a-ble)

比較級:more comfortable

最上級:most comfortable

「commonly(通常)」という副詞の場合:

比較級:more commonly

最上級:most commonly

尚、否定の比較級/最上級の場合、「more/most」の代わりに「less/least」が使用されます。

否定の比較級:less comfortable

否定の最上級:least comfortable

ルール ③: 音節が二つの形容詞と副詞の場合、「-er/-est」/「more/most」のどちらの形式が使用されるかは単語によります。尚、どちらの形式を使用しても大丈夫な単語もあります。

「narrow」という形容詞の場合:(音節:nar-row)

比較級:narrower

最上級:narrowest

「quickly」という副詞の場合:(音節:quick-ly)

比較級:more quickly

最上級:most quickly

「simple」という副詞の場合:(音節:sim-ple)

比較級:simplerまたは、more simple

最上級:simplestまたは、most simple

参考:「The Only Grammar Book You’ll Ever Need」

難易度:5/10
関連リンク:「Eldest/elder」と「oldest/older」の違いは何ですか?