「no」の後には可算名詞と不可算名詞のどちらを続けることができますか?

「no」の後には可算名詞単数形/複数形)、不可算名詞、どちらも続けることが可能です。

①「no」の後に続く名詞が単数形可算名詞の場合、「not a(一つない)」という意味を持ちます。

He has no passport.

彼はパスポートを持っていない。

※パスポートは一般的に1人一冊しか持っていない為

②「no」の後に続く名詞が複数形可算名詞の場合、「not any(一つない、全然ない)」いう意味を持ちます。

He has no apps on his smartphone.

彼はスマホに全然アプリを持っていない。

※スマホに複数個持っていてもおかしくないアプリを全然(一個も)持っていない

尚、「no」の後に続く名詞が同じ可算名詞でも、単数形複数形かによって、意味が異なります。

There’s no problem with the data.

そのデータには問題がない。

There are no problems with the data.

そのデータには全然問題がない。

③「no」の後に続く名詞が不可算名詞の場合、数関係なく「ない」という意味を持ちます。

There’s no water in the well.

その井戸には水がない。

難易度:7/10
関連リンク:「none」は単数扱いですか?それとも複数扱いですか?

「Do you mind…?」と尋ねられたら、どのように答えれば良いですか?

「Do you mind…?」は、直訳すると「〇〇をしたら、気にしますか?」と相手に許可を求めるフレーズです。従って、拒否する場合は、「Yes, I do mind.」といいます。許可する場合は、「No, I don’t mind.」といいます。

質問:Do you mind if I smoke?(タバコを吸っても良いですか?)

回答:Yes, I do mind (if you smoke).(はい、気にします。)

No, I don’t mind (if you smoke). (いいえ、気にしません。 )

「Yes, I do mind.」は、結構キツイ言い方である為、「I’m sorry but I’d rather you don’t.」と丁寧に答える方が良いでしょう。

難易度:5/10
関連リンク:「I can’t stand」と「I can’t resist」の違いは?