「no」の後には可算名詞(単数形/複数形)、不可算名詞、どちらも続けることが可能です。
①「no」の後に続く名詞が単数形の可算名詞の場合、「not a(一つはない)」という意味を持ちます。
He has no passport.
彼はパスポートを持っていない。
※パスポートは一般的に1人一冊しか持っていない為
②「no」の後に続く名詞が複数形の可算名詞の場合、「not any(一つもない、全然ない)」いう意味を持ちます。
He has no apps on his smartphone.
彼はスマホに全然アプリを持っていない。
※スマホに複数個持っていてもおかしくないアプリを全然(一個も)持っていない
尚、「no」の後に続く名詞が同じ可算名詞でも、単数形か複数形かによって、意味が異なります。
There’s no problem with the data.
そのデータには問題がない。
There are no problems with the data.
そのデータには全然問題がない。
③「no」の後に続く名詞が不可算名詞の場合、数関係なく「ない」という意味を持ちます。
There’s no water in the well.
その井戸には水がない。
難易度:7/10
関連リンク:「none」は単数扱いですか?それとも複数扱いですか?