「Something」、「something’s」、「some things」、「somethings」の違いは何ですか?

①「Something」は、「何か」と言う意味をもつ単数形の代名詞です。

Something needs to be done about the loophole in the law.

法律の抜け穴に関して何かなされなければいけない。

②「Something’s」は、「something is」または、「something + 現在完了形/現在完了進行形」の「something has」の省略になります。

Something’s wrong with the car.
(Something is)

その車の何かがおかしい。

Something’s caused an error in the system.
(Something has)

何かがシステムにエラーを生じさせた。

③「Some things」は、限量詞「some(いくつか)」が名詞「things(もの)」を修飾し、「いくつかのもの」という意味を持ちます。

Some things are better left unsaid.

いくつかのものは、言わない方が良い(言わぬが花)。

④「Somethings」は、「20-somethings(年齢が20いくつの人)」のように年代を表現するカジュアルないい方です。

The new electric sports car is aimed at 30-somethings.

新しい電気スポーツカーは、30代(30いくつの人)をターゲットとしている。

難易度:7/10
関連リンク:「Some time」、「sometime」、「sometimes」の違いは?

質問する時に「some」と「any」を区別する必要はありますか?

質問を聞く時点で相手から肯定の回答を期待している場合は、主に「some」が使用されます。そのような先入観がない場合は、「any」が使用されます。

相手がコーヒーに砂糖を入れると思っている場合:

Do you want some sugar with your coffee?

相手がコーヒーに砂糖を入れるか入れないか分からない場合:

Do you want any sugar with your coffee?

また、「some」の使用に加えて、質問が否定形になると、「でしょ?、良いの?」と言う確認のニュアンスになります。

Don’t you want some sugar with your coffee?

コーヒーに砂糖入れなくても良いの?

難易度:5/10
関連リンク:「Some」は単数扱い?それとも複数扱い?