「I’d」などで使用される「’d」は何の省略ですか?

「’d」は①仮定法の「would」、②過去完了形の「had」、③過去完了進行形の「had」のいずれかの省略です。文脈で識別することができますが、文の構造で識別することも可能です。

①「’d」の後に動詞の原形が来る場合は、仮定法「would」の省略になります。

If possible, I’d like to make a reservation for tomorrow.(’d = would)

可能であれば、明日の予約を入れたいのですが。

②「’d」の後に過去分詞が来る場合は、過去完了形の「had」の省略になります。

He’d lived in Osaka before he moved to Tokyo.(’d = had)

彼は東京に引っ越す前は、大阪に住んでいた。

③「’d」の後にbeen(be動詞の過去分詞)」が来る場合は、過去完了進行形の「had」の省略になります。

They’d been playing just before the teacher came into the classroom.(’d = had)

彼らは、先生が教室に入って来る直前まで遊んでいた。

難易度: 5/10
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「he had had…」のように「had」が続けて使用されている文を見かけることがありますが、これは正しいですか?

はい、正しいです。「Have」の動詞を使用した過去完了形になります。最初の「had」は過去形であり、続く「had(haveの過去分詞)」が完了形になります。過去完了形は、一つの文に二つの過去の出来事を表す節がある場合に、先に起こった節に使用されます。

He had had a meeting before he left for the airport.

彼は、空港に出発する前に会議があった。

言いづらい為、他の動詞が使用できる場面では「had」以外の動詞を使用することが推奨されます。上記の文の場合、「had(あった)」の代わりに、「attended(出席した)」を使用する方が良いです。

He had attended a meeting before he left for the airport.

彼は、空港に出発する前に会議に出席した。

難易度:7/10
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