疑問文「Who are you going to the event with?」の文の最後の前置詞「with」は必要ですか?

はい、必要です。ないと不完全な疑問文になってしまいます。
疑問文によって、前置詞が最後に①必要な場合、②必要ない場合、③有無で意味が変わらない場合、 ④有無で意味が変わる場合、があります。

前置詞が必要な場合:

Who are you going to the event with?
(あなたは、誰とそのイベントに行きますか? )

Who are you going to the event? 

前置詞が必要ない場合:

Where did you leave it at? 

Where did you leave it?
(あなたは、それをどこに置いてきましたか?)

前置詞の有無で意味が変わらない場合:

Where are you headed?
(あなたはどこへ向かうのですか?)

Where are you headed to?
(あなたはどこへ向かうの?)
*前置詞「to」を付けると、カジュアルな表現になります

前置詞の有無で意味が変わる場合:

Where are you?
(あなたは、今どちらにいますか?)

Where are you from?
(あなたは、どちら出身ですか?)

疑問文が句動詞で終わる場合:

Can you hold on?
(待ってもらえますか?)
*上記の「on」は、動詞「hold」と副詞「on」で構成される句動詞「hold on」の副詞の部分になります

難易度:9/10
関連リンク:「午後7時頃」といいたい場合、「at around 7 p.m.」で合っていますか?

「誤った情報」という意味を持つ「disinformation」と「misinformation」に違いはありますか?

両方とも「誤った情報」という意味ですが、「故意に間違ったのか」、「過失によって間違ったのか」の違いがあります。

disinformation」は「人を欺いたり、真実を隠したりするために故意に発信された誤った情報」を表わします。

Authoritarian governments stay in power by spreading disinformation that is convenient for them.

独裁政権は、自分たちに都合の良い情報を流すことで権力を維持する。

misinformation」は「故意ではなく、過失により発信された誤った情報」を表わします。

A reputable news media do fact-checking to make sure there’s no misinformation.

信頼できる報道機関は、誤報がないように事実確認をする。

難易度:7/10
関連リンク:「interrupt」と「disrupt」に違いはありますか?

「burned」と「burnt」を両方聞いたことがありますが、どちらが正しいですか?

「burned」と「burnt」は両方とも実際の単語であり、「burn」の過去形でもあり、過去分詞でもあるので、どちらを使用しても大丈夫です。
(burn-burned-burned または、burn-burnt-burnt)

「burned」は、イギリス英語とアメリカ英語両方で使用されますが、「burnt」は一般的にイギリス英語で使用されます。

He burned his hand when he was cooking.(米)(英)

He burnt his hand when he was cooking.(英)

彼は料理中に手を火傷した。

他にも、同じように変化する動詞は以下になります。

dreamed/dreamt
kneeled/knelt
learned/learnt
smelled/smelt
spoiled/spoilt
spelled/spelt

※「passed/past」は異なります。
「passed」は、「pass(通る、(時間)が過ぎる、パスを出す)」の過去形と過去分詞ですが、「past」は「過去、過ぎた」という意味を持つ名詞、形容詞、副詞、前置詞になります。

参考:Oxford Dictionaries

難易度:6/10
関連リンク:「日焼け」といいたい場合、どのようにいえばよいですか?

「本当に大きな問題」は、「a really big problem」と「really a big problem」のどちらが正しいですか?

「本当に大きな問題」は、「a really big problem」が正しいです。
尚、「really a big problem」は、「実際には大きな問題」という意味になります。このように、「really」は文のどこに置かれるかにより意味に違いが生じます。

It’s a really big problem.

それは、本当に大きな問題である。

It’s really a big problem.

それは、実際には大きな問題である。

難易度:8/10
関連リンク:「とても、非常に」という意味を持つ「really」と「very」ですが、入れ替えて使用することは可能ですか?

「Aさんは、〇〇を無駄にしたくない」といいたい場合、どのようにいえばよいですか?

一般的に以下のように表します。

Aさん(主語)doesn’twant + to + waste〇〇(目的語)

Adam doesn’t want to waste his money.

Adamは、お金を無駄にしたくない。

They don’t want to waste their time.

彼らは、時間を無駄にしたくない。

※主語が「they」(三人称複数形)なので、「doesn’t」ではなく「don’t」となります

因みに、以下のように書き換えることも可能です。

Aさん(主語)hates + to + see〇〇(目的語)go to waste

Adam hates to see his money go to waste.

They hate to see their time go to waste.

※主語が「they」(三人称複数形)なので、「hates」ではなく「hate」となります

難易度:7/10
関連リンク:「(消耗品など)が切れた」といいたい場合、どのようにいえば良いですか?

句動詞「pick up」を使用して「ゴミを拾う」といいたい場合、「pick the trash up」と「pick up the trash」のどちらが正しいですか?

どちらも正しいです。「pick up」の目的語が「the trash」のように一般名詞(句)である場合、目的語は「pick」と「up」の間、「pick up」の後、どちらでも大丈夫です。

pick the trash up ◯

pick up the trash ◯

但し、目的語「the trash」を「it」のような代名詞と入れ替えた場合、「it」は「pick」と「up」の間に置かれる必要があります。

pick it up ◯

pick up it X

難易度:7/10
関連リンク:句動詞「throw away」を使用して「ゴミを(投げ)捨てる」といいたい場合、「throw the trash away」と「throw away the trash」のどちらが正しいですか?

「my work」と「my business」に違いはありますか?

my work」は、「私の仕事」という意味になり、

my business」は、「私の事業」という意味になります。

The company bought a new computer for my work.

会社が、私の仕事用に新しいパソコンを買った。

I bought a new computer for my business.

私は、私の事業用の新しいパソコンを買った。

※「my business」は、自分が事業主として事業を営んでいる場合に使用されます。

因みに、所有格「my」のない「for work」と「for business」の場合、共に「仕事用」という意味になります。

難易度:6/10
関連リンク:「取り組む」という意味を持つ句動詞「work on」ですが、目的語は「work」と「on」の間に来ますか?それとも「work on」の後に来ますか?

「another」の後に続く名詞は単数形である必要がありますか?

いいえ、単数形複数形のどちらも使用される可能性があります。

①「another」の後に単数形の名詞を続ける場合は、

another〇〇単数形の名詞)」で

「もう一つの〇〇」、「別の〇〇」という意味になります。

I need to take the seminar for another day.

私は、そのセミナーをもう一日受講する必要がある。

I need to take the seminar on another day.

私は、そのセミナーを別の日に受講する必要がある。

②「another」 の後に複数形の名詞を続ける場合は、

another基数)+ 〇〇複数形の名詞)」で

「もう△つの〇〇」という意味になります。

I need to take the seminar for another 3 days.

私は、そのセミナーをもう3日受講する必要がある。

因みに、「another」の後に不可算名詞を続けることも可能です。その場合、 単数形の名詞と同様に「もう一つの〇〇」、「別の〇〇」という意味になります。

They started talking about another news.

彼らは、別のニュースについて話し始めた。

難易度:7/10
関連リンク:「none」は単数扱いですか?それとも複数扱いですか?

「フルーツ」は、英語では「fruits」のように語尾に「s」をつける必要はありますか?

一種類のフルーツの場合は、単数形の「fruit」になります。
二種類以上のフルーツの場合は、複数形の「fruits」になります。

Some consider tomato a fruit while others consider it a vegetable.

トマトをフルーツだと思う人もいれば、野菜だと思う人もいる。

According to a survey, strawberries, peaches and pears are the most popular fruits in Japan.

ある調査によると、いちご、桃、梨は、日本で最も人気のあるフルーツである。

尚、「フルーツ全般」を指す時は、複数形の「fruits」が使用されます。

Fruits and vegetables are essential to a healthy diet.

健康な食生活には、野菜とフルーツは欠かせない。

難易度:6/10
関連リンク:「スポーツ」は、英語では「sports」のように語尾に「s」をつける必要はありますか?

「quick」と「quickly」の違いは何ですか?

両単語とも副詞で「早く、素早く」という意味を持ちます。但し、「quick」は形容詞として「早い、素早い」という意味も持っています。

He ate it quick.

He ate it quickly.

*フォーマルな文章の場合、「quick」ではなく「quickly」が好んで使用されます。

His reply was quick.

His reply was quickly. X

難易度:6/10
関連リンク:「safe」、「safely」、「safety」は、それぞれどう違いますか?