「〜について話し合う」という意味の動詞「discuss」には、前置詞「about」は必要ですか?

いいえ、動詞「discuss」は他動詞なので、前置詞「about」は不要です。

We discuss our progress on Fridays. ◯

We discuss about our progress on Fridays. X

私たちは、毎週金曜日に進捗について話し合う。

尚、「私たちは、毎週金曜日に進捗について上司と話し合う」といいたい場合は、直接目的語「our progress」の後に前置詞「with」間接目的語「our boss」が続きます。

We discuss our progress with our boss on Fridays.

難易度:7/10
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「See you Monday」と「See you on Monday」に意味の違いはありますか?

いいえ、意味に違いはありません。どちらも「月曜日に会いましょう」という意味になります。「Monday」には副詞名詞の用法があり、それぞれの表現で「Monday」の品詞が異なります。

①「See you Monday」の場合、「Monday」は「月曜日」という意味の副詞になります。

②「See you on Monday」の場合は、「Monday」は「月曜日」という意味の名詞であり、曜日の前に使用される前置詞「on」の後に続いています。

難易度:7/10
関連リンク:「第一月曜日」といいたい場合、どのようにいえば良いでしょうか?

「(睡眠中に)夢を見る」という意味の動詞「dream」の過去形は「dreamed」と「dreamt」のどちらが正しいですか?

どちらも正しいです。「dreamed」と「dreamt」は両方とも動詞「dream」の過去形/過去分詞形です。

He dreamed about being chased by dogs. ◯

He dreamt about being chased by dogs. ◯

参考:Merriam-Webster Dictionary

難易度:6/10
関連リンク:「汗をかく」という意味の動詞「sweat」の過去形は「sweat」と「sweated」のどちらが正しいですか?

「in depth」と「in-depth」の違いは何ですか?

文での役割が異なります。「in depth」は副詞として使用され、「in-depth」は形容詞として使用されます。

①「in depth」は、前置詞in」と名詞depth」で構成されていて、「徹底的に」という意味の副詞句となります。

We discussed the problem in depth.

私たちは、その問題について徹底的に話し合った。

②「in-depth」の様に「in」と「depth」の間に「-(ハイフン)」が入る場合は、「徹底的な」という意味の複合形容詞となります。

We had an in-depth discussion about the problem.

私たちは、その問題について徹底的な話し合いを行った。

難易度:7/10
関連リンク:「(人が)直接会う」という意味で使用される表現は、「in person」と「in-person」のどちらが正しいですか?

「私は〜するしか選択肢がない」といいたい場合、どの様に言えば良いですか?

一般的に以下のように表します。

I(主語)+ have(動詞「have」の現在形)+ no choice but to + 動詞の原形

I have no choice but to continue (it).

私は、(それを)続けるしか選択肢がない。

尚、「私は、〜するしか選択肢がなかった」といいたい場合は、以下のように動詞「have」を過去形にして表します。

I(主語)had(動詞「have」の過去形)+ no choice but to + 動詞の原形

I had no choice but to continue (it).

私は、(それを)続けるしか選択肢がなかった。

難易度:6/10
関連リンク:「私は~する羽目になった」といいたい場合、どのようにいえば良いですか?

句動詞「drop off」を使用して「車で私の友達を送る」といいたい場合、「drop my friend off」と「drop off my friend」のどちらが正しいですか?

どちらも正しいです。「drop off」の目的語が「my friend」のような一般名詞(句)である場合、目的語は「drop」と「off」の間、「drop off」の後、どちらに置くことも可能です。

drop my friend off ◯

drop off my friend ◯

但し、目的語「my friend」を「him」のような代名詞と入れ替えた場合、「him」は「drop」と「off」の間に置く必要があります。

drop him off ◯

drop off him X

難易度:7/10
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「What do you make of 〇〇?」という表現をよく耳にするのですが、これはどういう意味ですか?

「あなたは、〇〇についてどう思いますか?」という意味です。

What do you make of the current recession?

あなたは、現在の不景気についてどう思いますか?

疑問文「What do you make of 〇〇?」 に返答する場合、「I make of…」から始めるのではなく、一般的に「I think」から始めて意見を述べます。

I think it’s the result of bad monetary policy by the government, but I don’t think it’ll last long.

私は、それは誤った政府の金融政策の結果だと思うが、長くは続かないと思う。

難易度:8/10
関連リンク:「〜をしようと思った、〜をしようと考えた」といいたい場合どのようにいえば良いですか?

「He doesn’t always eat breakfast」と「He always doesn’t eat breakfast」の違いは何ですか?

「always」は「いつも、常に」という意味を持つ副詞であり、動詞、形容詞、別の副詞、または文全体を修飾することが可能です。従って、文中のどの品詞の単語を修飾するかにより、文の意味に違いが生じます。

always」が否定を意味する「doesn’tの後に来る場合、「いつも〜する訳ではない」という意味になります。

He doesn’t always eat breakfast.

彼は、いつも朝食を食べる訳ではない。

always」が否定を意味する「doesn’tの前に来る場合、「いつも〜しない」という意味になります。

He always doesn’t eat breakfast.

彼は、いつも朝食を食べない。

※「決してない、絶対ない」という意味を持つ副詞「never」で動詞「eat」を修飾して同じような意味を表すことも可能です。

He never eats breakfast.

彼は、決して朝食を食べない。

難易度:6/10
関連リンク:「I really don’t like him」と「I don’t really like him」の違いは何ですか?

名詞「following(以下/下記(の事項))」は単数扱いですか?それとも複数扱いですか?

「following」が指す名詞が、不可算名詞または可算名詞単数形である場合は単数扱いになり、「following」が指す名詞が、可算名詞複数形である場合は複数扱いになります。

①「following」が「information」のような不可算名詞を指す場合、または「issue」のように可算名詞単数形を指す場合は、単数扱いになります。

The following (=information) is confidential.

以下(の情報)は機密情報である。

The following (=issue) needs to be immediately resolved.

以下(の問題点)は直ちに解決される必要がある。

②「following」が「items」のように可算名詞複数形を指す場合は、複数扱いになります。

The following (=items) are sold out.

以下(の複数の商品)は売り切れている。

尚、名詞「following」を「以下の〜」という意味を持つ形容詞にして、それぞれの名詞を続けることも可能です。

The following information is confidential.

The following issue needs to be immediately resolved.

The following items are sold out.

難易度:7/10
関連リンク:「none」は単数扱いですか?それとも複数扱いですか?

「very」は副詞ですか?それとも形容詞ですか?

「very」は副詞でもあり、形容詞でもあります。
副詞の場合、一般的に「とても、非常に」という意味で使用され 、
形容詞の場合、一般的に「まさに、まさしく」という意味で使用されます。

He made a very big mistake.(副詞「very」は、形容詞「big」を修飾しています)

彼は、とても大きいミスを犯した。

He made the very mistake that we warned.(形容詞「very」は、名詞「mistake」を修飾しています)

彼は、まさに私たちが注意したミスを犯した。

難易度:6/10
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