「I’ve not」と「I haven’t」を入れ替えて使用することは可能ですか?

どちらも「I have not」の短縮形であり、入れ替えて使用が可能です。

但し、「I haven’t」の方が一般的に使用されます。

I’ve not seen that movie. 〇

I haven’t seen that movie. ◎

他の短縮形についても、以下のように二通りの表現が可能です。

You’ve not seen that movie. 〇

You haven’t seen that movie. ◎

They’ve not seen that movie. 〇

They haven’t seen that movie. ◎

We’ve not seen that movie. 〇

We haven’t seen that movie. ◎

参考:The Longman Grammar of Spoken and Written English

難易度:6/10
関連リンク:「he isn’t」と「he’s not」を入れ替えて使用することは可能ですか?

「might have been」と「may have been」に違いはありますか?

アメリカ英語では両方とも「(その時)そうであったかもしれない」という意味を持ち、一般的に入れ替えて使用できます。

「may/might have been + 形容詞」:

He may have been busy when you went to see him. 〇

He might have been busy when you went to see him. 〇

あなたが彼に会いに行った時、彼は忙しかったかもしれない。

「may/might have been + 動詞の進行形」:

She may have been sleeping when he came home. 〇

She might have been sleeping when he came home. 〇

彼が家に帰った時、彼女は寝ていたかもしれない。

参考:Merriam-Webster Dictionary

難易度:6/10
関連リンク:「should have」、「should had」、「should have had」の違いは何ですか?

「それは誰の(もの)ですか?」と聞きたい場合、「who’s」と「whose」、どちらを使用しますか?

「Whose」を使用して、「Whose is it?」になります。「Who’s」は「Who is」と現在完了形の「Who has」の縮約形です。

※固有名詞や一般名詞に「’(アポストロフィー)」が付く場合は所有格になりますが、関係代名詞や人称代名詞に「’」が付く場合は縮約形になります。

Whose is it? ◯

Who’s is it? X

※上記の場合、「Who is is it?」または「Who has is it?」となり、文法的に正しくありません

Whose car is this? ◯

Who’s car is this? X

これは、誰の車ですか?

難易度:6/10
関連リンク:三人称単数の所有代名詞は「its」ですか?

「I’d」などで使用される「’d」は何の省略ですか?

「’d」は①仮定法の「would」、②過去完了形の「had」、③過去完了進行形の「had」のいずれかの省略です。文脈で識別することができますが、文の構造で識別することも可能です。

①「’d」の後に動詞の原形が来る場合は、仮定法「would」の省略になります。

If possible, I’d like to make a reservation for tomorrow.(’d = would)

可能であれば、明日の予約を入れたいのですが。

②「’d」の後に過去分詞が来る場合は、過去完了形の「had」の省略になります。

He’d lived in Osaka before he moved to Tokyo.(’d = had)

彼は東京に引っ越す前は、大阪に住んでいた。

③「’d」の後にbeen(be動詞の過去分詞)」が来る場合は、過去完了進行形の「had」の省略になります。

They’d been playing just before the teacher came into the classroom.(’d = had)

彼らは、先生が教室に入って来る直前まで遊んでいた。

難易度: 5/10
関連リンク:「Will」と「would」の違いは何ですか?

「Something」、「something’s」、「some things」、「somethings」の違いは何ですか?

①「Something」は、「何か」と言う意味をもつ単数形の代名詞です。

Something needs to be done about the loophole in the law.

法律の抜け穴に関して何かなされなければいけない。

②「Something’s」は、「something is」または、「something + 現在完了形/現在完了進行形」の「something has」の省略になります。

Something’s wrong with the car.
(Something is)

その車の何かがおかしい。

Something’s caused an error in the system.
(Something has)

何かがシステムにエラーを生じさせた。

③「Some things」は、限量詞「some(いくつか)」が名詞「things(もの)」を修飾し、「いくつかのもの」という意味を持ちます。

Some things are better left unsaid.

いくつかのものは、言わない方が良い(言わぬが花)。

④「Somethings」は、「20-somethings(年齢が20いくつの人)」のように年代を表現するカジュアルないい方です。

The new electric sports car is aimed at 30-somethings.

新しい電気スポーツカーは、30代(30いくつの人)をターゲットとしている。

難易度:7/10
関連リンク:「Some time」、「sometime」、「sometimes」の違いは?